宿敵コロンビア撃破も本田圭佑は笑顔なし 「満足したゲーム内容ではなかった」

ワールドカップで、南米勢に初の勝利。これで予選突破も見えてきた。

本田圭佑
(写真提供:JP News)

19日に行われたロシアワールドカップ、グループH第1戦。宿敵コロンビアを見事に2対1で下した日本代表。本田圭佑は、喜びの表情を見せることなく、冷静にインタビューに答えた。


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■ワールドカップで初めて南米勢に勝利

FIFAランキングで45位の差がある南米のコロンビアを相手に、見事なジャイアントキリングをファンに見せつけた日本代表。じつは、これまでのワールドカップの試合で、1度も南米勢に勝利を収めたことがなかった。

今回の勝利は「歴史的な勝利」と言ってもいいだろう。さらに、過去のデータから、日本が初戦に勝つか負けるかで、予選リーグ突破に大きな影響が出ていることが分かる。

19日に放送された『ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)では、勝利(85%)引き分け(55%)負け(11%)と、予選通過率をパーセンテージで表している。

勝ちと負けの差は74%と、かなり大きい。実際に、前回のブラジル大会で、コートジボワール戦に1対2で負けた時は、予選リーグを敗退している。

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■本田節を披露

後半69分に香川真司と交代で途中出場した本田圭佑。後半73分に本田からの精度の高いコーナーキックで、大迫勇也がヘディングでゴールネットを揺らし、これが決勝点に。交代からわずか4分で得点に絡み、結果を出した本田。

試合後のインタビューでは、「ゲーム内容はいいものではない」「相手は10人という人数で約80分間戦うことになっていたが、そのハンデを活かしきれたとはいいがたい」と、冷静にチームのプレー内容を分析。

他の選手に比べて喜びの笑顔はなく、むしろ落ち込んでいるような表情を見せた。しかし、これで終わらないのが本田圭佑という男。

インタビュー終盤には「ですが、ようやくステージはできた。次、結果を出して予選突破を見さしてやりたいなと思います」と、いつもの本田節を披露した。

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■本田節にネットの反響は?