高校の校舎裏に乳児遺体、残酷な孤立出産に絶句 「糾弾されぬ父親」に怒りの声
高校の校舎裏で、へその緒と胎盤がついたままの新生児の遺体が発見された…
■壮絶な「孤立出産」に悲しみの声
「子供を殺した」ことは絶対に許されることではない。しかし、妊娠したことを誰にも告げられず、何のサポートも受けられずに、たった1人で壮絶な孤立出産に挑んだという事実に、「母親だけを責めるのは違うんじゃないか」という意見が殺到。
「Yahoo!ニュース」のコメント欄には、多くのユーザーがいたたまれない気持ちを吐露している。
・授かった命とか、母親失格とか、ちょっと違うんじゃないか。遺棄した女性は予期しなかった(することしたんだから、わかるだろう! と叱るのは簡単)事態に、誰にも相談できず10か月あまり苦しんできたと思う。母性本能は我が身が安全でないと育ちません。
誰かに相談してほしかったという声もあるが、できないからこそ、こういう結末になった。出産経験者なら分りますよね、野外で一人で産めますか? 自殺行為です。遺棄された赤ちゃんと同じぐらい、母親にも同情します。体は大丈夫だろうか。そして、一番安全なところにいる父親、これが糾弾されないことに、わたしは怒りを感じる。いつも
・こういうとき女性にももちろん非がある、非がないなんて言わないけど。けれども逃げた男性は一切お咎めなしなのが、こういうニュースが出るたびモヤモヤします。子供を産むって女性だけの責任でしょうか?
「赤ちゃんは1人では作ることが出来ないのに、痛みも苦しみも味合わず、父親だけが糾弾されない」ことに、強い怒りを滲ませるユーザーも。
■女性の「避妊意識の希薄化」に危機感
そんな「望まない妊娠」をしないためには、まず避妊をすることが先決。しかし、しらべぇ編集部が行った調査から、驚きのデータが浮かび上がった。
全国の20~60代の女性544名を対象に「妊娠希望ではないのに、避妊せずHしたことがある」人の割合を調査したところ、全体で50.6%の人が該当。
「望まない妊娠」をしてしまった場合、「リスク」という言い方をしたくはないが、男性よりも女性のほうが身体的にも精神的にも大きな負担を負ってしまう場合が多いのが実情。しっかりと「避妊」に対する意識を持っておきたい。
相次ぐ「孤立出産」と乳児遺棄事件。亡くなった乳児の冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の性行為経験者の女性544名(有効回答数)