菅長官、震度6弱の枚方市を「まいかた市」と誤読 復旧へ「ひらパー兄さん」にも期待の声
菅官房長官が、「枚方市」を「まいかた市」と誤読したことを受けて、地元民の「自虐ツイート」が相次ぐ
■関西人の自虐ツイート「国から公式発表か」
とはいえ、枚方市の「まいかた市と誤読される問題」は今に始まったことではない。そのせいか地震による混乱の中でも、地元ユーザーからの自虐や開き直りともとれる「前向きな投稿」が相次ぐ事態に。
枚方をまいかたと読むことで関西人のツッコミを発動させ、元気付けようとしてくれてる可能性。
— 🔖 (@taisei_homma) June 18, 2018
「まいかた」がホットワードになってるのを見るだけで、あらかた事の経緯が推察できる関西民
— かずまさ4年生 (@kazumasa_16) June 18, 2018
俺ずっと枚方のこと「ひらかた」と思ってたけど菅官房長官様が「まいかた」って言うんやから「まいかた」なんやろ
— 🍳🐟( '-' 🐟 )サバパンチ (@battrawill) June 18, 2018
国から公式にまいかた発表あったか。
— 吉田ろびんそん (@yoshidalovinson) June 18, 2018
「ついに『まいかた』が標準化されたのか!」と、地元ユーザーの間ではホットニュースとなっているようだ。
■復興・復旧へ「ひらパー兄さんに」にも期待が
今回の「まいかた市」問題を受けて、「ひらかたパーク」のマスコットキャラクター・「ひらパー兄さん」への期待の声が集まっている。
歴代のひらパー兄さんには、ブラックマヨネーズの小杉竜一らがおり、現在はV6の岡田准一がその任務を真っ当。ひらかたパークのみならず、枚方市の自虐ネタを打ってくることでも、広く愛されている。
ひらパー兄さんである岡田くんが、菅官房長官とコラボして「まいパー兄さんでおま!」ってポスター作るところまで見えた。 #まいかたし
— 西中島@あなたのハートにゲーゲンプレス (@nsnkjm_soccer) June 18, 2018
あのね、枚方を「ひらかた」と読むか「まいかた」と読むか確認してる間にすべての防災情報が止まる方が時間の無駄なの。そんなんあとでひらパー兄さんがネタにすればええねん。
— 岡崎美合 (@OkazakiMiai) June 18, 2018
官房長官が枚方を「まいかた」って読んだ件で、ネタじゃなく本気で不謹慎だの辞任しろだの言ってる人がいるのか…
ひらパー兄さんがあとで全部面白くしてくれるよ…— さかまち (@warpdays_trans) June 18, 2018
「枚方市が読めない人がこんなに多いとは、俺もまだまだやな」と一層の精進を誓うひらパー兄さんであった。
— 紅い雪だるま (@red_snowman1919) June 18, 2018
■「不謹慎狩り」には批判も
菅長官への批判の声が目立ち、交通網やライフラインの混乱も続く中、こうした投稿からは「お笑いの都」大阪の勇気と矜持も垣間見える。
一方で、東日本大震災や熊本地震の折は、「不謹慎狩り」と呼ばれる一部ネットユーザーの行為が混乱に拍車をかけた。
しらべぇ編集部が熊本地震後の2016年6月に全国20〜60代男女1,358名を対象に実施した調査では、全体の4割強が「震災などの際に他人に不謹慎を指摘する人が不快」と回答。
とくに、震災直後の不謹慎狩りや自粛ムードによって地元経済が大きな二次被害を受けた東北では、全国でもっとも高い5割となっている。
被害の一刻も早い復旧を願うとともに、被災した地元の前向きな姿勢にも声援を送りたい。
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(文/しらべぇ編集部・もやこ)
対象:全国20代~60代の男女1,358名(有効回答数)