兄弟コンビ・ミキ、ザブングル加藤に「バント漫才」と揶揄され「営業妨害」と嘆く
『さんまのお笑い向上委員会』でザブングル加藤歩が、兄弟漫才コンビ・ミキへの愛のあるツッコミを連発?
16日放送『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)にザブングル・加藤歩(43)と兄弟漫才コンビ・ミキが登場。
売れっ子芸人への嫉妬を前面に押し出したクレーマーキャラとして、同番組でブレイク中の加藤だが、この日は、人気兄弟コンビ・ミキに愛のあるクレームを連発、視聴者から賛否が起こる結果に。
■パクリを理不尽に指摘
劇場を出れば出待ちのファンに囲まれ、『M1グランプリ』では3位に輝くなど、人気と実力を兼ね備えた、兄・昴生(32)と弟・亜生(29)の兄弟コンビ・ミキの大ファンという加藤だが、蓋を開ければ「やりたい放題の盗人芸人だ」とあっという間にクレーマーに変貌。
「あらゆる芸人をパクっている」のを心配していると主張する加藤は、「兄弟芸人は中川家」「衣装は銀シャリ」「ダブルメガネはおぎやはぎ」「イケメンと不細工は雨上がり決死隊」と理不尽なパクリを指摘。
ミキはパクリを否定するが、発言の粗を探し「言い訳がメチャクチャ」とパワープレイで言いがかりをつけてくる加藤に、徐々にヒートアップ。先輩の加藤に「パクってへん」とタメ口でキレはじめる。
■ミキは「バント漫才」
さらにミキの本領、漫才に関しても、加藤は「ミキの漫才をみていると感動する」と賞賛しながらクレームを冴えわたらせる。
「M1の決勝といえばスラッガ―揃い。とろサーモンはホームラン、和牛は2ベース3ベースを打つ中、ミキは2人のチームワーク、送りバントで決勝まで行った」と表現。
大きな笑いではなく小さな笑いを積み重ねたと言われた昴生は、「それはいかん。誰が送りバントやねん」と引っかかり、「なんやコイツ」と怒りが収まらない。「バントとかいう人に応援されたくない」と加藤を拒絶しはじめた亜生に加藤は「ファンを差別するのか」と激怒し、「バント漫才」いじりを加熱する。
終盤、M1の審査員も務めた中川家・礼二(46)が「(加藤の)言う通りです」とバント漫才に賛同、ミキは「審査員がそれを言ったらアカン、営業妨害や」と嘆いた。