NEWS小山・手越らの問題はなぜ起きる? 元芸能マネージャーに直撃

タレントにとってマネージャーって?

撮影スタジオ
(sinngern/iStock/Thinkstock)

大きなニュースとなったNEWSのメンバー4人の未成年への飲酒強要問題だが、「なぜこのような事件に発展する前に事務所がタレントの行動を制御できないのか?」と思う人も多いだろう。

小さな事務所ならまだしも、「日本でも有数の巨大な芸能事務所のタレント管理がこんなもの?」という疑問も残る。

しらべぇ編集部では、実際に10年以上タレントマネジメントを担当してきた元マネージャーに、現在の芸能事務所とタレント、マネージャーの関係を取材した。


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■時代が変わりプライベートには介入できない

「以前はタレントが事務所の宿舎や事務所が借りたアパートやマンションに住み、いつ部屋を出たか、いつ帰ったかも把握していた」と元マネージャーは語る。

しかし最近は世論的に個人のプライバシーを尊重する風潮があり、またタレント同士がスマホやPCで簡単に情報、連絡先を交換できるようになった。

例えば、以前は仕事の現場で男性タレントが女性アイドルに連絡先を聞く場合、電話番号をその場で聞いて紙にメモをしたりという行動が必要だった。しかし、お互いのマネージャーの目につくため、その場でストップをかけることもできた。

しかし、今の時代はスマホで一瞬で連作先が交換ができ、SNSに他事務所のタレントと一緒に写るというのもごく普通となった。

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■マネージャーの仕事が減少?

かつてのマネジメント業というのはタレントに仕事を取ってくること以外に、プライベートにもある程度介入し、送り迎え、タレントのブランディングも業務だったが、インターネットの発達によりタレントはSNSを使って自己ブランディングも可能にな。

また逆に下手にマネージャーがそういった部分に入り込むことはウザがられる状況にもなっているという。

もちろんこれには個人差や会社の体質の違いも存在するが、「今後さらにマネージャーという存在が薄れてくるのは間違いない」と氏は断言した。

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■一般人との問題は今度もっと起こる?