張本勲氏、ヤクルトとオリックスを「リーグ最下位」と発言 事実と異なりファンが激怒
プロ野球交流戦の結果を見た張本勲氏が、大きな勘違い。
17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がプロ野球について評論を展開。その内容が明らかに間違っており、一部ファンから大ブーイングを浴びている。
■交流戦の結果をみた張本氏は…
番組では16日に行われたセ・パ交流戦6試合の様子をダイジェストで放送。
オリックスが横浜DeNAにサヨナラ負けしたことや、交流戦で首位を走るヤクルトスワローズが北海道日本ハムに惜敗したことなどが取り上げられた。これを見た張本氏は、
「勝負はわからんね。サッカーでもわからんと思いますよ。交流戦ではヤクルトがトップですよ。ペナントレースでは最下位だからね。オリックスも最下位だから。それがこれあと2試合しかないんですよ。18ゲームですから交流戦は」
とコメントする。ところがこれは間違い。ヤクルトは6月16日終了時点でセ・リーグ5位、オリックスはパ・リーグ4位で、最下位はそれぞれ中日と楽天。張本氏は野球解説者であるにもかかわらず、勘違いをしているようだった。
■フリップは正しい表記も訂正はなし
発言後、関口宏がセ・リーグとパ・リーグの順位表が書かれたフリップを出し、今週の星取をチーム別に確認。そこにははっきりと「5位・ヤクルトスワローズ」「4位・オリックスバファローズ」と表記されていたが、訂正はなし。
続けて、最下位で借金(負け越し)が20にまで膨れ上がった責任を取り、辞任を発表した東北楽天・梨田昌孝監督について「トップが責任を取るのが日本の慣例だから仕方がない」とコメントした。
梨田昌孝監督も最下位でなければ辞めようとは思わなかった可能性が高いのだが…。