1年前に死去し、火葬したはずの夫が…生きていた! 「嬉しいのか怖いのか…」
「火葬したはずの夫が帰ってきた」摩訶不思議な出来事は、なぜ起こってしまった…?
大切な人の死に直面したとき、「もう一度だけ会いたい」と、誰もが心の中で思ってしまうのではないだろうか。
そんな「亡くなったはずの人物と、この世で対面を果たす」という、世にも奇妙な出来事が報じられ、インターネット上で話題になっている。
■昨年6月に亡くなった、1人の男性
昨年6月、東京都葛飾区の江戸川にて、身元不明の男性が意識不明の状態で見つかり、その後、搬送先の病院で死去した。
警視庁は、3日前に行方不明届けが出されていた、40代の男性と遺体の特徴がよく似ていたことから、男性の妻ら親族3人に、遺体を確認してもらった。すると、妻らは「間違いない」と、遺体が行方不明になっていた夫であると認めたという。
その後、男性の遺体は火葬され、およそ1年の月日が流れたある日、警視庁に衝撃的な報告が寄せられることに。
■火葬したはずの夫が…「帰ってきた!」
今月6日、およそ1年前に男性の遺体を引き取った家族から「夫が帰ってきた」との届け出があった。病院で死去し、火葬されたはずの人物がなぜ…?
報道によると、男性の身元の確認は「家族に顔を見て判断してもらった」だけで、指紋やDNA型の照合は行っておらず、警視庁が「遺体の身元を過って判断し、家族に引き渡していた」ことが発覚。
それにより、「亡くなったはずの夫が帰ってきた」という不思議な出来事が起きてしまったという。
遺体から採取していたDNA型から、遺体は別の30代の男性であると判明。直後にその男性の家族から行方不明届も出され、現在遺骨を引き渡す手続きが行われているという。