群馬県桐生市に伝わる幻のおやつ『子供洋食』がポテト焼きそばに匹敵するウマさ
貧しくても美味しいものは食べられる! 群馬県桐生市の『子供洋食』に感動
群馬県桐生市が位置する「両毛地域」は、焼きそばにじゃがいもを入れて食べる『ポテト焼きそば』が名物として知られている。
しらべぇ取材班もポテト焼きそばの名店を取材することがあるのだが、桐生駅からほど近い米店『武正米店』も、美味しいポテト焼きそばを出す店のひとつ。
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■幻のおやつ『子供洋食』
武正米店のポテト焼きそばはかつおだしの粉末を最後にふりかけるのが特徴で、ソースだけでない魚介の旨味も楽しむことができる一皿。
しかし、ココで食べられる桐生名物はポテト焼きそばだけではない。一時は消えてしまった幻のおやつ『子供洋食』も食べられるのだ。
■作り方は簡単だが激ウマ
子供洋食は昭和初期に生まれ、食べ物があまりない時代に子供に美味しいものをお腹いっぱい食べさせてあげたいという思いから生まれた、心温まるオヤツ。
作り方は桐生市で多く生産されていたじゃがいもとネギをソースで味つけし、炒めるだけ。最後に桜えびをふりかけることで、当時は海なし県で食べることが難しかった海の味を加え、ちょっとした贅沢も感じることができたそうだ。