『ロンハー』が挑戦的な企画を断行 あえての過剰演出でテレビのあり方にメス?

1日放送の『金曜★ロンドンハーツ』にて、「嫁の地雷ふんでますよ!! わかってないダンナGP」企画が実施された。

sirabee20180302kenka001
(deeepblue/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

1日放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日・ABC系)にて、「嫁の地雷ふんでますよ!! わかってないダンナGP」企画が実施された。

千原ジュニア、小木博明(おぎやはぎ)、おばたのお兄さんの3名が、既婚者男性芸能人を代表して家庭での何気ない振る舞いを告白。

それらのエピソードについて、千秋、熊田曜子、井上和香ら8名のママタレントが「嫁の地雷を踏んでいる行動かかどうか」判定した。


関連記事:阿佐ヶ谷姉妹・江里子にモテ期到来? ゲス番組でなぜか視聴者ほっこり

■主婦軍団は正論言いたい放題

結婚11年の小木、同3カ月のおばた、同2年のジュニアがそれぞれ「家族のためを思って取った行動」について話すと、女性陣はことごとく全否定。「子育てのことを全く考えていない」「独身時代の考え方が抜けていない」などと痛烈に批判した。

これに対し、男性陣は「おっしゃる通りです」とぐうの音も出ない。企画の趣旨を尊重してか、口の達者なジュニアや小木もまったく反論する素振りを見せなかった。

さらに、いつもなら双方の激しい口論に的確な茶々を入れていく有吉弘行でさえも口をつぐみがちで、比較的当たり障りのない発言に終始する、不思議なオンエアとなった。

関連記事:「武器屋」インパルス板倉の自宅に女子ドン引き サバゲーグッズに男子は絶賛も

■視聴者は違和感を敏感に察知

女性陣の不自然なほどの攻撃的な態度や、男性陣の「らしくない」しおらしい態度には、違和感を覚える視聴者が少なくなかったようだ。

https://twitter.com/nmpi_doll/status/1002538771592564737

https://twitter.com/5241tt/status/1002529384354349057

本企画は「男女の考え方の違い」がテーマとなっており、それを最大限効果的に見せるために「女性陣が男性陣をやり込める」構図を意図的に作り出した演出であると考えて間違いないだろう。

テレビ番組の作り方としては、もちろんそれが正解だ。しかし残念ながら、若干やりすぎている感は否めなかった。賢明な視聴者は、それをしっかりと嗅ぎ取っていたのである。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■「あえて」の過剰演出?