W杯代表メンバー23人が決定 サッカーファンが失望するワケとは?

日本サッカー協会は31日、ロシア・ワールドカップに臨む日本代表メンバー23名を発表した。

■「負けに行くならせめてカズくらい呼べ」

そうした中、目立ったのは「カズ(三浦知良/横浜FC)を代表に呼べ」という意見だ。Jリーグが発足した1993年からスター選手として活躍し、51歳となった現在も現役を続けている驚異のレジェンドである。

サッカーファンは、今の日本でサッカーが盛り上がっていないことを痛感している。代表が勝てば国民が盛り上がってくれることは分かっているため、その「勝利」が望めない現状に失望しているのだ。

であれば、せめて「話題性」で国民の関心を引いてほしいと思っている人が少なくない。Jリーグ25周年の節目を迎えた2018年に三浦が代表復帰となれば、ストーリーとしても美しいからだ。


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■未来を見据えた人選を望む声も

また、FC東京で活躍する期待の16歳・久保建英や、オランダで活躍する堂安律(フローニンゲン)らに期待する声も多い。

https://twitter.com/fcliverpoolkop/status/1002112876029427712

16歳の久保が選出されればそれだけでも話題になる上、将来を見据えて代表での経験を積ませることもできる。そういった中長期的な視点も感じられない代表メンバー発表だったということも言える。

また、これは余談になるが、仮に51歳の三浦と16歳の久保がW杯という舞台で同時にピッチに立つとすれば、勝ち負けを超えた感動が得られるだろう。

そういった「観客を楽しませる」観点に欠けているあたりも、またファンの不満を呼んでいる。

日本代表は6月8日にスイス代表と、12日にパラグアイ代表と親善試合を行ったのち、W杯本戦に臨む。初戦は19日のコロンビア代表戦となり、24日にセネガル代表と、28日にはポーランド代表と対戦する。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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