ミスター麻雀・小島武夫さんが心不全で死去 「伝説の九蓮宝燈」を懐かしむ声
「ミスター麻雀」として多くの人に愛された小島武夫さんが、心不全で死去。伝説の「九蓮宝燈」を思い出すファンも。
「ミスター麻雀」の名で知られ、多くの人に愛されたプロ雀士・小島武夫さんが28日に心不全によって亡くなっていたことがわかった。82歳だった。31日、所属する日本プロ麻雀連盟が発表した。
■「魅せる麻雀」で多くの人に愛される
小島さんが所属する日本プロ麻雀連盟は31日、入院療養中だった小島さんが心不全によって亡くなったことをツイッターで発表。通夜および告別式は日本プロ麻雀連盟が執り行うとした。
日本プロ麻雀連盟最高顧問(初代会長)故 小島武夫 儀
入院療養中でしたが心不全により去る平成30年5月28日(享年82歳)にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んで通知申上げます。
追って通夜ならびに告別式は、日本プロ麻雀連盟葬にて執り行います。 pic.twitter.com/uY1o1bELYM— 日本プロ麻雀連盟 (@JPML0306) May 31, 2018
麻雀タレントとしても活躍し、麻雀を盛り上げた第一人者の小島さん。プレイスタイルは、最短の手を狙わず、じっくりと我慢して高打点やアガリの形を整える重厚派。見る者を魅了する「魅せる麻雀プロ」だった。
対局に勝利すると満面の笑みを浮かべる姿が印象的で、心から勝利を喜ぶ姿には多くのファンが和やかな気持ちになっただろう。博多弁で人懐っこい人柄から、男女ともに好かれていた。インターネットの麻雀番組では、独特の滑舌から、視聴者から親しみを込めて「ふがふが」と呼ばれることも。
また、女性スキャンダルも多く、2010年には自叙伝『ろくでなし 伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年』(徳間書店)が出版されている。
■訃報に悲しみの声
一般ファンのみならず、多くの麻雀プロからも愛された小島さん。訃報を受け、ネット上では数多くの悲しみの声が寄せられた。
麻雀関係者で
最初に先生とお呼びしたかばん持ちくらいしか出来ない僕を
初めて地方へのゲストに連れていってくださった勝ったり負けたりの麻雀という競技で
勝ったことを自慢し
セットしたことを自慢したこの10年間
そばで成長する姿をみせたかった小島武夫先生
ご冥福をお祈り申し上げます— 多井隆晴(おおいたかはる) (@takaharu_ooi) May 31, 2018
「ミスター麻雀」こと小島武夫先生が亡くなられた…ワイが中学生の頃(約30年前)に始めて麻雀本を買って「好牌先打」という言葉を知った…それからワイの中での麻雀プロといえば小島武夫プロだった…あの笑顔が忘れられない…本当に華のある人だった…心よりご冥福をお祈りします🙏
— ちり (@tiritiri777) May 31, 2018
こういう日こそ麻雀をやらせていただいたほうがいいのでしょうか…小島先生ご冥福をお祈りいたします。
— なゆ (@nayu191919) May 31, 2018
小島武夫なくなったのか(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
僕の麻雀の打ち方は彼の影響が大きい……
御冥福をお祈りいたします— ゆぷぷ(sunSet) (@sunset_wiz) May 31, 2018
■伝説の「九蓮宝燈」を懐かしむ
また、小島さんといえば、MONDO TVの『モンド名人戦』での役満「九蓮宝燈(チューレンポウトウ)」をアガったことは伝説だ。故・阿佐田哲也さん著書の『麻雀放浪記』で出目徳が死に際にアガった役であり、「九蓮宝燈をアガると死ぬ」という噂もあるほどの難易度が高い役だが、それをテレビ番組の公式戦で披露したことは、今も語り継がれている。
ネット上でも「九蓮宝燈をもう一度見たかった」「あのときはシビれた」と懐かしむ声が寄せられた。
小島先生亡くなっちゃったのか・・・
麻雀する人間は何度も見たことだろう
魅せる雀士ミスター麻雀 伝説の一局
天国でもお元気でhttps://t.co/OL7Iq5N9Kz— スタンフィールド (@leonhalt20111) May 31, 2018
https://twitter.com/limestar22/status/1002081153036136448
https://twitter.com/iuverbaseball31/status/1002080942708604928
Mr.麻雀 の小島先生死去かー。九蓮宝燈の動画見たときは衝撃的だったし、
麻雀の解説とか麻雀の動画で鳴かない麻雀の強さを教えてくれたひとで好きな雀士だったなー。ご冥福をお祈りします— いけー のでおか (@sakimori3) May 31, 2018
麻雀ファンに多大なる影響を与えた「魅せるプロ」の小島さん。冥福を祈りたい。
・合わせて読みたい→麻雀好きグラドル・日野麻衣 「今までで一番大人っぽく撮れました」
(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)