日大アメフト部の選手らが声明文を発表 指導者への言及なしに「圧力」の指摘も

日本大学アメリカンフットボール部部員が声明文を発表。その内容に物議

■声明文の発表に圧力がかかった?

アメフト部部員による声明文は数日前から発表が噂されており、「内田前監督や井上前コーチからタックルの指示があったと明言する」「コーチ陣の退陣要求を行う」と報じられていた。

しかし、この情報を嗅ぎつけたアメフト部コーチが、選手のミーティング中に弁護士を引き連れ登場し、

「声明文を出すと自分たちの首をしめることになるぞ」


と恫喝。選手を6時間監視し続けたという真偽不明の情報が流れ、内容が注目されていた。

発表された声明文には「内田前監督・井上前コーチ」に言及しておらず、指導者の責任を問う文言すらなし。文章のほぼ全てが「部員の責任」を問うもの。一般的な謝罪文とほぼ相違がなく、当たり障りがないといわざるを得ない文面に、一部から「やはり圧力があったのではないか」との声が出ている状況だ。


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■ネット民も「納得できない」

声明文の内容について、ネット民も「内容がない」「これでは納得できない」「圧力があったのではないか」など、厳しい声があがっている。


声明文の中では「部全体が生まれ変わる必要があることを自覚している」と語った彼ら。であれば、前監督や前コーチの指導方法についても触れてほしかったというのが世間の声のはず。

はたして、騒動をきっかけに日大アメフト部が変わるのだろうか。今回の声明文を見て疑問の声もあるが、期待したいものだ。


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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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