『赤毛のアン』出演・美山加恋、さくらまや ディズニーをキャンセルで新たな約束も
ミュージカル『赤毛のアン』発表会に美山加恋とさくらまやが登場、公演期間中のエピソードも
■美山の大爆笑につられ笑い
長い時間一緒に移動する時は、どんなことを話しているのか気になる。尋ねると、「あまり一緒ではない」とまさかの回答も。
さくら：私移動一人で行っちゃうからね（笑）。最近すごいせっかちで、移動は一番早い新幹線に変えて行っちゃうから、（一緒に）いないでしょ？
美山：いない…。私が自分の私服に着替えている時にもう出てるくらい速くて、「加恋まだ（準備）出来てないの」みたいな感じになるのが毎回で。
とさくらの「せっかちがすごいよね」とふたりで口をそろえる。では楽屋で一緒になった時のエピソードを聞いてみた。
さくら：加恋が一人でYouTubeを観て大爆笑してるんですよ。それを私は後ろから見ながら爆笑するっていう。
とこれまた不思議な構図だが、仲睦まじい雰囲気が伝わってくる。ちなみに、公演前に面白い動画で楽しい気分にする「ルーティーン」的なものらしい。
■作品への思いも
最後の作品の魅力を聞くと、先程までのほんわかした雰囲気から一変し、真剣かつ熱く作品への思いを語ってくれた
美山：親子で見に来てくださるかたが結構いらっしゃるんですね。娘さんのほうから「お母さんに素直になってみようと思いました」、お母さんからも「娘にいつも言えない感謝を伝えようと思いました」と手紙を直接頂いて。そういう気持ちにさせる魅力がこの舞台にはあると思うので、そこを大切に頑張りたいと思います。
さくら：初めてこの作品を演じさせていただいた時に、「もうちょっと大事にしないと行けない縁ってあったよな」とか、「あの人に最近連絡取ってないな」とか本当に思ったんですね。見てるかたにも、人とのつながりを大事にしようと思ってほしいなと思って、頑張って演じてます。
彼女達が本気で挑んだミュージカル『赤毛のアン』は、8月中旬から順次全国にて公演される。実際に見て優しい気持ちに包まれてみては。
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（文／しらべぇ編集部・ステさん 撮影／KEN）
