芸人への「ブスイジリ」が辛い 自称ブス女性の痛切投稿に共感の声

ブス自覚のある人は、テレビで「ブスイジリ」を見ると辛い気持ちになる?

(moodboard/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

「自虐ネタ」は日本のお笑いでポピュラーな笑いのひとつ。だが、すべての人がそれを見て腹を抱えて笑えるかと言うと、そんなことはないだろう。

「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「ブスだけどブス芸人が辛い」というエントリーに注目が集まっている。


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■ブス芸人のせいで辛い思いを?

投稿者は見た目にコンプレックスがあるそうで、「テレビで見るブスいじりされて笑ってる、笑われてるブス枠の芸人見るとほんと辛い」と語る。

「食べていくためにコンプレックスを笑いに変えて生きていくのが正解だと思ってやってるんだろうから仕方ないのかもしれないけど」と、その職業に一定の理解を示しつつも、「彼らがそういうことをしなければもう少し自分の学生時代に虐められることなく生きていけたんじゃないかな」と考え、腹が立つときもあるそうだ。

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■「ブスイジリ」に対してさまざまな声

この投稿に、他のネットユーザーからは共感の声が相次ぐことに。その一例を紹介すると…

・難しいよね。芸人らにして見たら、コンプレックスを武器に戦う姿勢でもあるんだろうけど、一般人からすれば差別を強めてるともとれるもんね


・青木さやかとかおかずクラブの「自意識過剰なブサイクが、ありもしないセクハラに怒ってみせる」ネタとかもモヤモヤする


・彼女らがブスを売りにすることで、ブスいじめのハードルが下がっている面はあると思う


・ブスをネタにしてるのはもう古くてダサいと思う


・濱田祐太郎は「僕は盲目を笑いたいけど、盲目の人すべてがそうじゃないから、そこは注意してね」的なこと言ってたな。一方トレンディエンジェルの斉藤が言う「ハゲをポップにしたい」は、結構傲慢な考えだと思う


などなど。生まれ持った容姿や、変えることができない性質を笑いの材料とすることについて、思うところがある人は少なくないようだ。

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■「言うほどブスじゃない」という声も