「顔面シュークリーム」でSNS映えを求める学生 作り手の悲痛な声受け批判殺到
SNSで映えるから… 高校生らを中心に、シュークリームまみれになった顔の写真を、インターネットに公開する動きが流行中
昨年の流行語にもなった「インスタ映え」。
そんな「映えるコンテンツ」を求め、あるスイーツを顔にぶつける行為を撮影し、インターネット上で公開する動きが流行しており、賛否両論が巻き起こっている。
■「顔面シュークリーム」が流行中
18日放送の『news every』(日本テレビ系)にて、「顔面シュークリーム」について特集が組まれた。顔面シュークリームとは、読んで時のごとく、顔にシュークリームをぶつける行為のことを指す。
高校生らを中心に、シュークリームをぶつけられてクリームまみれになった顔をツイッターやインスタグラム、TikTokといった動画配信アプリに投稿することが「映える」と、流行しているというのだ。
昨今では、誕生日などの記念日に行う人が多いようで、クリームまみれになることが、SNS映えだけでなく、「思い出づくり」にもなっているようだ。
■洋菓子店店主「食べ物は遊びじゃない」
作り手は、この「顔面シュークリーム」が流行していることをどう思っているのか…。同番組では、シュークリームも販売している、洋菓子店を営む男性のインタビューも放送され…
「一言で言うと、食べ物は遊びじゃない。みなさんに美味しく召し上がっていただく…そのために、私たちは一生懸命作っている」
と、男性は悲痛なコメントを寄せた。シュークリームは洋菓子の中でも作る工程が多く、作るのにかなり時間もかかっているという。
対して、顔面シュークリームを愉しむ学生たちは「お金を出して買っているものだから…」「誰にも迷惑かけていない」などと、主張していた。