木村多江が「妖怪のよう」 男女の覚悟の違いが残酷…『あなたには帰る家がある』
ついに、綾子(木村多江)が暴挙に! 佐藤家で繰り広げられた壮絶な修羅場の後、それぞれが決断を下していく…
■木村多江の表現力に「妖怪の域」
全てを捨てる覚悟で佐藤家に乗り込んだ綾子。そんな、愛に飢える女性の狂気を見事に演じきった木村の表現力に、絶賛の声が相次いでいる。
木村多江さんの演技はもはや日本昔話の域に達している気がする。。
浮気相手は実はコワイ蛇でしたとか、キツネでしたとか、妖怪的な。。
浮気をするとコワイ目にあいますよという戒めの話??#あなたには帰る家がある— くいだおれくみこ (@kukou_m) May 18, 2018
https://twitter.com/_hromonly_/status/997474008193949697
https://twitter.com/step123go2018/status/997495199566675970
綾子、原作よりヤバイよ #あなたには帰る家がある
— 山本文緒 (@fumiyama55) May 18, 2018
原作者である、直木賞作家の山本文緒氏も「原作よりヤバイ」と、絶賛した。
■女たちの決断、茄子田の涙
親たちの修羅場に遭遇した麗奈は、精神的ショックから真弓の実家へ預けられることに。
秀明が退院してきた夜、真弓は秀明を「おかえり」と言って出迎えるが、「どうして浮気したの?」という質問に、秀明から「(浮気をする前は)この家に帰ってきたくないと思っていた」と聞かされてしまう。
全てを打ち明け、もう一度やり直そうとする秀明に、真弓は…「私、傷ついたよ。(中略)もう無理。別れよう」と、別れを切り出した。
一方茄子田家では、姑に追い出された綾子を茄子田が呼び戻す。茄子田は涙ぐみながら「俺は…お前を許す」と告げるが、綾子は…
「許さなくていいわ。(中略)私がアイロンをかけたシャツを着てほしいのは、あなたじゃない。あなたを愛していない…最初から、1度も」
綾子の言葉に、茄子田は激昂。しかし、それでも綾子は「別れてください」と意志を貫いた。
■男女の覚悟の違いと、リアリティーに称賛
軽い気持ちで不倫に走り、バレたら逃げ帰る秀明と、全てを捨てる覚悟で秀明を愛する綾子。愛していたからこそ傷ついた真弓に、一途な愛情を抱きながらも、不器用すぎる茄子田。
男女の覚悟の違いや、それぞれの恋愛観を巧みに描き分けた脚本と、俳優陣の見事な演技に、絶賛の声が相次ぐ。
誰でも中谷美紀や玉木宏や木村多江やユースケになり得る絶妙なバランスが本当にリアルですごい。 #あなたには帰る家がある
— うめぼし (@yaruki_arimasen) May 18, 2018
https://twitter.com/4646_460/status/997476143052701696
あなたを愛していない。一度も。ってすごい残酷な台詞だな #あなたには帰る家がある
— nana (@__npi__) May 18, 2018
好きだと気づいたから裏切りを許せなくなったのね。でも男の人にはこの理屈は完全には理解してもらえない気がする。そしてこんな話の後すぐに飯の話を始めるところも理解できないんだろうな。 #あなたには帰る家がある
— ぬち子 (@nuchico) May 18, 2018
第6話は、これまでのストーリー以上に男性と女性で受け取り方が異なるストーリーだと思われる。タイムラインには、女性視聴者からの「男にはわからないだろうな…」という声が、数多く見られた。
一方から離婚を切り出された両家。茄子田家の新しい家は建つのか? そして、佐藤家は本当に離婚してしまうのだろうか…。
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(文/しらべぇドラマ班・もやこ イラスト/<a href="https://sirabee.com/author/mikishima/">ミキシマ</a>)