業界用語「(仮)バラシ」って何? 芸能界の裏事情に同情&共感
10日の『アメトーーク!』では、「(仮)バラシ芸人」と題された企画をオンエア。スケジュールを仮で押さえられるも、のちに出演キャンセルをされがちな芸人が集まり、芸能界の裏事情に切り込んでいった。
2018/05/11 12:00
■自営業の人は共感しすぎて涙
こういった仕事のあり方は、何も芸能界に限ったことではない。デザイナーやシステムエンジニア、作曲家など、コンペで仕事を取る機会の多いフリーランスにとっては日常茶飯事だ。
職種やコンペ主催者によって千差万別ではあるが、コンペに参加して落選した場合、必要経費すらもらえないケースは全く珍しくない。つまり、採用されない限りは永久にタダ働きとなる。
そんな自営業の視聴者からは、一様に悲痛な声が上がっている。
(仮)バラシ芸人、固定で毎月給与貰ってる社員がフリーランスを振り回す構図まんまで震えるわ。
これを笑いに出来てるのは流石芸人さんだと思うけど。— 🔞👓MTZK👓🔞 (@mimochizuki) May 10, 2018
https://twitter.com/dempa813/status/994596730166427648
(仮)バラシ芸人、フリーランスあるあると重なること多すぎてツライ話すぎるんですが
— QTQ (@glow_Q) May 10, 2018
(仮)バラシ芸人感想。
いい企画だった。
辛い内容だったけれど、自分にも、当てはまる事があるので、気持ちが理解出来た。
仕事が出来る感謝を秘めながら、活動していかなければと痛感させられた。#アメトーーク
#(仮)バラシ芸人— KATSU-GAMBA (@KatsuGamba) May 10, 2018
当然、その準備期間にはほかの仕事をする時間も削られる。今回の出演者の訴えに共感しすぎて、心を痛める視聴者も決して少なくなかったようだ。
■高収入の人は急な予定変更に寛容
しらべぇ編集部が全国20〜60台の男女1,342名を対象に調査したところ、66.7%が「急な予定変更をされるのが嫌い」と答えた。
急な予定変更が「好き」だという人はめったにいないと思われるため、この数字自体に意外性はなく、むしろ少ない印象すら受ける。注目すべきは、年収との関係だ。
年収が1,000万円を超える人は、急な変更にも比較的寛容という結果が出ている。金銭的な余裕がそうさせるのか、そもそも多忙な人が多いせいで感覚がマヒしているのか、あるいはその両方かもしれない。
芸能人のような特殊な職業の場合、急な仕事の予定変更などは「ない方がおかしい」と言えるほど頻繁にあることだろう。文句は言いつつも、それにきちんと対応できるタレントだけが生き残っていける世界なのだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)