いまの給料に満足できる? 「いくら稼いでも足りない」と絶望する人たち
いくら稼いでも足りない? 「自分の給料」に対する社会人たちの本音は…。
人生の多くを占める労働。「今月も頑張った」との思いで給料を確認して、「たったこれだけか…」とため息をついた人もいるだろう。
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の給与所得者の男女656名に「自身の給料」についての意識調査を実施した。
■満足している人は少数派
その結果、「そうだ」5.2%、「どちらかといえばそうだ」22.6%、「あまりそうは思わない」39.3%、「そう思わない」32.9%と、満足している人は3割未満であることがわかった。
男女別に比較すると…
「満足している派」は、男性が26.0%、女性が33.0%と7ポイントほど女性が上回った。
■「1,000万円以上」からようやく満足?
また、年収別に比較すると…
年収が高いほど給料に満足している結果に。「1,000万円以上」では7割を超えた。
一方、「300万円未満」では2割、「700〜1,000万円未満」でも4割と、給料に満足していない人のほうが圧倒的に多いようだ。
■「いくら稼いでも足りない」
編集部は実際に話を聞くことに。
「仕事も楽しくないし、出会いもないですけど、仕事帰りにビールと『ファミチキ』を買って家で実況動画を見ながら晩酌する生活で十分満足。独り身ですけど、ネットで友人もいますし、お金も使わないのでとくに困ってないですね」(300万円未満・男性)
「結婚していて子供がいるので、いくら稼いでも足りない気がする。同世代よりは給料を貰っているはずだが、老後を考えると心配になる」(300〜500万円未満・男性)
「お金はあるが使う暇がない。贅沢はしていないし生活には一切困っていないですが、『給料=自分の価値』だと思っているので、給料をどんどん増やしていきたい。まだまだ足りない」(500〜700万円未満・女性)
生活を豊かにするため、自分の価値を上げるため、さまざまな理由で給料に満足していない人は多いようだ。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20代~60代の給与所得者の男女656名(有効回答数)