イチローの契約内容は「客寄せパンダ」 張本勲氏がマリナーズに大激怒し物議
イチローを会長付特別補佐としたマリナーズに張本氏が激怒。その理由とは?
6日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がイチロー選手を会長付特別補佐とし、今季の出場メンバーから外したシアトル・マリナーズに大激怒。
その内容が物議を醸した。
■「客寄せパンダみたい」と契約に激怒
張本氏は会長付特別補佐となったことを報告するイチロー選手の記者会見を見るなり、「喝だわ!」と激怒。そして、
「マリナーズに喝ですよ。練習はさすけど、ゲームは出さない? お預けしているみたいでね、酷いじゃないですか。練習はして、良かったら出てもらいますよくらい発言してもらいたい」
と一喝。さらに、
「アドバイザー、オーナー? 何の役にも立たない。やるんならね、GMの上の球団社長かオーナー代行か。おそらく来年ね、日本で開幕やるじゃないですか。
興行に来るじゃないですか。そんときに練習させて、ピンチヒッターでも使おうとしているわけでしょ、客寄せパンダみたいに」
と怒りをぶちまける。
■マリナーズの主張は「屁理屈」
その後番組ではマリナーズが会長付特別補佐に就任させた理由として、シアトルでキャリアを終えてほしいこと、帯同することで若手の模範となることなどが紹介される。
張本氏は「そんなね、歯の浮くような言い訳聞きたくないよ」と激怒。続けて、
「イチローを離したくないからこんな屁理屈を作って捕まえてるんだろうけどね、ユニフォーム姿でね見たくないじゃないですか。
世界的な選手ですよ、それを見たいという人は、本当のイチローのファンでもなければ野球ファンでもない。できれば背広でね、いいチームを作って、いい選手を出して、1チームを連れてきてもらいたいよ」
と、マリナーズはイチローを球団社長やオーナーなど、チームを作る立場に据えるべきだという考えを示した。