「街中のカップル全員別れろ」 自分の心は汚れていると感じる女性たち
子供の頃の穢れなき心は、経験とともに彼方へ。
心の中でつい不謹慎なことを考えてしまい、自己嫌悪に陥った経験のある人は多いだろう。それを「心が汚れている」と思ってしまうと、さらに落ち込む悪循環になる。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。その結果、46.7%もの人が「自分の心は汚れていると思う」と回答。半数近くの人が、悩んでいるのだ。
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■他人の不幸は蜜の味
性年代別で見ると、20代から30代の女性が多くなっている。
「Twitterの裏垢で、会社の愚痴ばっかり書いている。もちろん、実名は伏せているけど」(20代・女性)
「他人の不幸は蜜の味」を、実践している人も。
「他人の不幸を、心の中で喜んでしまう」(30代・女性)
「街中で見るカップル全員に、『早く別れろ』と思いながら歩いている」(30代・女性)
■若い男性はあまり気にしていないだけか
一方で20代男性は、4割を切る少なさだ。
「性格はそれほど良くもないけど、めちゃくちゃ悪くもないから」(20代・男性)
心が汚れていると思っている女性と、同じようなことをしている人もいる。
「ネットでひっそりと愚痴を書くのは、僕にもある。本人に直接言うわけでもないし、気持ちが少し楽になるならそれでいいのでは?」(20代・男性)
若い女性は負の感情に対して、罪悪感が強すぎるのかもしれない。
■ニートの心は汚れているのか
自分をニートだと思っている人は、6割以上と高い割合になっている。
自己肯定感が低いため、外に出られない人もいるようだ。
「引きこもりだった頃は、ネットで本気のレスバトルをしていた。まったく有意義なことをしていないけど、たとえ不健全でも人と繋がっているのが嬉しかったのかもしれない」(30代・男性)
本当に心が汚れているかは、誰にもわからない。あまり自分自身を追い詰めるようなレッテルは、貼らないほうがいいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)