『N高文化祭』に人気クイズ作家が参戦 高校生・全年齢向け新クイズ大会の概要も発表

ニコニコ超会議のN高ブースで行われたクイズ研究会トークセッションイベントを取材

■クイズ作家の苦悩とは

クイズ作家の日高さんには、「クイズの仕事の中で、一番大変だったこと」という質問。日高さんは、作問の苦労を語ったが、中でもクイズアプリを立ち上げるタイミングでは、15,000問など膨大な数が必要になるという。

「分担して納品するのですが、立ち上げ1週間前に2,000問足りないことが判明して、とある偉い方から「日高!」と指名を受けまして…。1週間で2,000問をパソコンの前でひたすらエクセルに打ち込んだことがあります」


と、苦笑いを浮かべながら答えた。


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■具志堅でもひらめくような問題に

問題を作る際に気を使うことを尋ねられた矢野さんは、「簡単に言うと、具志堅用高さんが1問も答えられないクイズ問題はダメなんですよ。」と、きっぱり。

「具志堅さんみたいな方でもピンとひらめいて答えられて、もしかしたらカズレーザーさんに勝てるかもしれないというのを、視聴者が見てワクワクする。そういうふうな問題のアプローチの仕方が大事だと思います」


他にも、「冬季オリンピック」は「東京オリンピック」に聞こえてしまう恐れがあるため、「冬のオリンピック」と読み上げるといった決まりや、「約20メートル」は「120メートル」にも聞こえてしまう可能性から、「およそ」が使われるなど、回答者に対する思いやりが一問一問に散りばめらせてあるそうだ。


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■高校生・全年齢向けクイズ大会も発表

日本クイズ協会

N高文化祭ブースでは、日本クイズ協会(JQS)が主催する全国の高校生を対象にしたクイズ大会『ニュース・博識甲子園』と全年齢が対象の頂上決戦『JQSグランプリシリーズ』の開催も発表された。

どちらも7月16日に全国7ヶ所で予選が行われる。29日から参加受付が始まっており、とくに高校生大会は予選・決勝とも参加費が無料。高校生大会の決勝進出チームには、交通費・宿泊費も支給されるとのことで、注目だ。

・『日本クイズ協会』大会公式サイト

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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