アルコール依存症疑惑の山口達也 その危険性を「元患者家族」が警鐘
アルコール依存症疑惑がある山口達也。怖さを経験者の家族が告白。
■依存症に陥ってしまう人はどれくらい?
山口のように依存症になってしまう人はどのくらいいるのか。しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,365名に行った調査で「依存症になったことがある」と答えた人はわずか1割。
全体的に見ると、その割合はやはり低い。しかし、確実にアルコールや薬物などに依存する人も存在している。誰もがその「危険性」を持っているといってもいいだろう。
■家族がアルコール依存症だった人に聞いてみると…
家族がアルコール依存症だったというMさんに話を聞いてみた。
「アルコール依存症は、胃炎や骨折のように病院に行けば治るものではありません。病院では『病気によってどれだけ家族が迷惑するか』や、『いかに身体に悪影響を及ぼすか』を教育するだけ。
病院で教育を受けても、山口のように退院すると『たまには飲みたい』『今まで我慢していたのでいいだろう』と飲酒を再開し、すぐ元に戻る人もかなり多い。
私の元妻も、退院後すぐに飲酒し、自分を正当化したため、治ることはありませんでした。おそらく彼も同じ。酒は薬物と違って誰でも簡単に手に入ることも、治りにくい要因です。
この病気の場合、誰かがサポートするとそれに甘え、結局また酒を飲んでしまう。仕事や名声を失い、仲間や家族からも無視され、どん底に落ちたとき、初めて『このままじゃいけない』と改心します。
辛いようですが、手を出し述べず、徹底的に無視し、自分で立ち直ることを待つことしか、アルコール依存症を治す方法はありません。
ただし、一度飲んでしまうとすぐに元に戻る。完治することは一生ないと言ってもいい。山口が置かれている状況はかなり厳しいと思います」
本人が否定しているため現在アルコール依存症ではないとのことだが、酒を発端としたトラブルで仕事を失ってしまったのは事実。このような状況になってしまったことが、残念でならない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)