「鉄人」衣笠祥雄氏が急逝、著名人が哀悼の意 山本浩二氏「まさか」

元広島東洋カープの衣笠祥雄氏が死去。各界から哀悼のコメントが相次いでいる。

■愛甲猛氏、うえむらちかも悲痛

そのほか、元ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)の愛甲猛氏、タレントのうえむらちか、バイオリニストの天野恵ら、SNSを通じて悲痛な心境を明かす著名人が続出。


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■鋼の肉体を持つ「鉄人」

衣笠氏は1947年、京都府生まれ。1965年に平安高等学校から広島カープ(当時)へ入団した。捕手だった衣笠氏はプロ入りを機に内野手へ転向。当時の背番号「28」を人気マンガ『鉄人28号』になぞらえ、「鉄人」の愛称で親しまれた。

プロ4年目の1968年からレギュラーに定着すると、1975年には背番号を「3」に変え、球団史上初のリーグ優勝に貢献。1983年には球団初の2,000本安打を達成し、1987年には当時の世界記録だった2,130試合連続出場を更新、国民栄誉賞にも輝いた。

同年にこの記録を2,215まで伸ばして引退。プロ23年間で通算2,677試合、2,543安打(歴代5位タイ)、504本塁打(同7位タイ)の記録を残している。161死球は歴代3位の記録。

衣笠氏の背番号「3」は永久欠番となっている。広島の永久欠番は、前述の山本氏の「8」、2016年に引退した黒田博樹氏の「15」を含め3例のみだ。

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(文/Sirabee編集部

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