「セクハラ6・パワハラ3・ハニトラ1」 松本人志が福田次官問題に独自見解を示し物議
松本人志が福田事務次官のテレビ朝日女性記者に対するセクハラ問題についてコメント
22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が財務省・福田事務次官のセクハラ問題について独自見解を披露。その内容が物議を醸した。
■松本が「パワハラ」「ハニトラ」に言及
この件についてコメントを求められた松本は、「セクハラはセクハラ」としたうえで、
「だったら、そんなおっちゃんに女性記者1人を一年半に渡ってそれ(取材)をなぜさせたんだって。さした側の責任はどうなっていくんだろうかと思うんですよ。
でもテレ朝さんは『いやいや違うセクハラがすべてだ』と言うんですけど、嫌でも、そこに行かせたんだったら、それはパワハラだったのではないか」
と指摘する。さらに、
「テレ朝がパワハラではないというのであれば、だったらこの女性は自ら前のめりにこの一年間取材をしていたのかということになってくる。
そうなってくると『ハニトラ』(ハニートラップ)ではないのかということになってくるんですよ。どれも一本ではないと思うんですよね」
とし、
「セクハラ6、パワハラ3、ハニトラ1でどうですか」
と独自見解を示した。なお犬塚弁護士によると、セクハラの申し出に適切な対応をしなかったテレビ朝日は法令違反になる可能性があるという。
■「ハニトラ」や「パワハラ」説について議論
番組ではその後「ハニトラ」と「パワハラ」の可能性について議論に。女優の佐藤仁美はハニトラ説を「考えにくい」と否定。そして松本は「最初から嫌で嫌でしょうがなかったということならパワハラ4になりますよね」と指摘する。
山崎夕貴アナはこの意見に対し、
「上司からこの人に取材するようにと担当が決められたら嫌なことがあってもすぐに上司に上げるということは責任感があったらなかなかできないと思う」
とコメントし、パワハラに否定的な見解を示す。それを聞いた松本は、「誰か一人が悪いっていうふうに決めれない案件だと思いますよ」と結論づけた。