長年日本人に親しまれている「昔ながらの銭湯」 魅力ポイント5選
数が減りつつある昔ながらの銭湯。その良さはどんなところ?
長年日本人に親しまれてきた憩いの場、銭湯。昨今は大型化した「スーパー銭湯」が増えてきているが、現在も「昔ながらのお風呂屋さん」は存在し、根強い人気を持っている。
一方で、内風呂が一般的となったこともあり、姿を消しているのもまた事実。世間の人々はそんな銭湯についてどう感じているのだろうか?
■昔ながらの銭湯をどう思う?
しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,336名に「昔ながらの銭湯」について意識調査を実施。
結果、「好き」と答えた人は全体で、28.1%とやや低調。しかし、性年代別で見ると中高年男性からは一定の支持を集めており、40代男性は42.2%が「好き」と回答している。
一方、女性は好まない人が多く、50代は16.7%とかなり低め。男女で、意識にかなりの差があるのだ。
■銭湯の魅力5選
昔ながらの銭湯にはどのような魅力があるのか。愛好家のYさん(40代・男性)に、ポイントを語ってもらった。
①風情がある
「昭和の風情を感じながら入浴するのが最高。浴槽の壁に富士山が書いてあったりすると、それだけでテンションが上がってしまいます。そのほかにも昭和を感じるポイントが随所にあって、子供の頃に帰ったような気分になる」
②料金が安い
「スーパー銭湯だと1000円前後取られるけど、昔ながらの銭湯なら500円以下で入ることができて、リーズナブル。それでいてジェットバスや薬湯など、種類豊富でスーパー銭湯並の設備を持つところもあります。断然お得ですよ」
③飲み物が美味しい
「昔ながらの銭湯に常備されているコーヒー牛乳が最高に美味しい。もちろん、牛乳やイチゴ牛乳も。風呂上がりにキューッと飲むのはたまりませんよ」
④ゆっくりできる
「広い湯船でゆっくりできる。スーパー銭湯の場合、人気店舗だと人ばかりで芋洗い状態なこともあるので…。もちろん混んでいるときもありますが、比較的ゆったり入れることが多いので、疲れを取ることができますよ」
昔ながらの銭湯は、魅力に溢れるスポット。気になったら、一度訪れてみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:20代~60代男女1,336名(有効回答数)