本家超えのラーメン二郎インスパイア店はあるのか? 調査20回目『Kaeru』

トッピングに追加料金なしで生たまごを付けられるサービス

2018/04/14 18:30

本家二郎最強『八王子野猿街道店2』よりもうまいラーメンを求めて、食べ歩くこの企画。

味、量ともに二郎を超えるラーメンを見つけることができるだろうか。調査20回目となる今回は、『kaeru』を調査。


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■無料トッピング「生たまご」

中野駅前から続く商店街を進み右へ、少し入り組んだところに目的のkaeruを発見。店内は清潔で広く、落ち着いた雰囲気。

無料トッピングは野菜、玉ねぎ、脂、ニンニクでマシまで可能とのこと。そして大注目は生たまごまで無料だ。

これまで、多くの店舗を訪れたが、生たまごが無料トッピングだったことは一度もない。熱い展開に、心躍るばかり。麺も細麺と太麺を選択できるので、お好みの麺をチョイスしよう。

さっそく全マシで太麺のラーメン(750円・税込み)を注文し待つこと数分。

美しく、そして鋭くそびえ立つ山が魅力的なラーメンが着丼した。

生たまごは別皿で提供された。

 

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■生たまごに絡める背徳感

生たまごをアツアツのラーメンに落として、総重量を計測してみると、1,899g(器アリ)と見た目によらず少し軽い印象。

野菜は、シャキシャキとした食感と甘みのあるもやしに、すこし辛い玉ねぎがアクセントとなり、飽きさせない。

麺は太麺をチョイスしたのだが、実際の麺は中太といったところ。絶妙な茹で加減で小麦の風味が口いっぱいに広がる。

たまごに潜らせれば、縮れ麺とよく絡み、それはそれはまろやかで、言語化不要のうまさだ。

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■人肌に温められたチャーシュー

スープは豚のコクがしっかりと溶け出した本格派の味。しつこくなく、まろやかな口触りでゴクゴク飲めてしまいそう。

そして感動したのは大きなチャーシュー。一般的なラーメン屋は、チャーシューを冷蔵庫からそのまま取り出し、トッピングしていることがある。

そのため、チャーシューが冷えて残念な状態になっていることも。だがここのチャーシューは、人肌に温められているため、豚の甘みを最大限に味わえる。

ホロホロに崩れるほど煮込まれた神豚。一切妥協しない姿勢に、リピート確定だ。

最後に、再計量してみると、989gであったことから、具材重量は910gであった。

 

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■評価

今回の評価は

・二郎度 ★★★★

・量 910g

・総合 ★★★★

※5点満点


二郎系という枠組みの中では、標準的な量であったが、無料トッピングのたまごや、人肌に温められたチャーシューに感動。

 

【kaeru】

場所:東京都中野区中野5-56-12 1F

定休日:月曜日

 

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■インスパイア味ランキングTOP10(暫定)

1位:八王子野猿街道店2(本家)

2位:らうめん さぶ郎

3位:ラーメン 麺徳

4位:影武者

5位:kaeru

6位:用心棒

7位:らーめん 526

位:凛 渋谷店

9位:ポークヌードル内藤

10位:眞久中

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(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ

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