海賊版サイト『漫画村』アクセス不能状態に トップページは復活もついに閉鎖か

違法サイトとの指摘がある漫画村がアクセス不能に。ついに閉鎖か?

2018/04/11 19:00

■夕方になりトップページは復活も…

4月11日11時頃漫画村にアクセスすると、以下のような状態に。

しかし、16時すぎにしらべぇ編集部がアクセスしてみると、トップページは復活している様子。ただし、漫画を読もうとすると、上記の文言が表示される状態になる。

今後復活する可能性も、ゼロではないようだ。


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■google検索から除外?

僅かながら復活の可能性が残されている漫画村だが、googleで「漫画村」と検索すると、結果から除外されている。

このことから、サイトに対し、なんらかのペナルティが課せられた可能性が高い。なお、日本漫画家協会は、日本国内のプロバイダに「サイトブロッキング」できないか、働きかけていたという。

今回のアクセス不能状態や検索結果からの除外は、その影響を受けているのではという見方もあるようだ。


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■ネット民から厳しい声

違法性が高く、漫画家の生活を脅かしていた漫画村の閉鎖に、ネット民からは納得の声や、「運営者に損害賠償を請求すべきだ」という厳しい指摘が。


一方で、違法性の高いサイトながら、閉鎖を悲しむ声も出ている。


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■正当な対価の支払いを

アクセス不能状態になったものの、復活の可能性も僅かながらありそうな「漫画村」。仮に復活したとしても、その運営形態は違法である可能性が高く、作者や出版社を苦しめるもの。やはり、正当な対価を支払って読むべきだろう。

ちなみにしらべぇ編集部が全国20台〜60台の男女1,342名を対象に「漫画にお金を払うこと」について調査したところ、全体の41.4%の人は「払いたくない」と回答している。

お金を払いたくない気持ちは理解できないものではないが、「違法サイトで見る」行為は、作品を作る人間に対して失礼であり、生活を脅かすことに繋がるうえ、より良い作品を作る意欲を削ぐことになる。

漫画家や出版社を守る意味でも、漫画村のような「違法アップロードサイト」については、「見ない」ことを徹底してもらいたい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女1,342名(有効回答数)

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