坂口健太郎主演『シグナル』 映画のような美しい映像表現に反響

韓国の映像作品では「重く暗い、そして後味の悪いサスペンス作品」が人気だが、この作品もそういう方向性になっていくのだろうか。

■犯人の罠にかかるものの…

情報提供をもとに捜査を進める健人たち。そんな中、かつて谷原記念病院に勤務しており、北海道に旅行していた女性を任意の事情聴取に応じさせることに成功するが、真犯人はその同僚で情報提供元である看護師・吉本圭子(長谷川京子)だった。

彼女が自己顕示欲の高い性格であることから、報道陣が多く押しかけている警察署の近くにいて、自分たちが慌てふためいている様子を見ていると推測する健人。しかし、マスコミに囲まれて身動きができず…。

群衆の中にいた吉本が車で離れようとしたそのとき、桜井が身を呈して止めることに成功するのだった。


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■映画のような美しい映像表現

本作はもともと韓国で2016年に放送され、大人気を博した同名ドラマのリメイク版。ゆえに登場人物の名前などは日本に置き換えられているわけだが、映像表現という観点では原作の雰囲気を意図的に汲み取っていたよう。

シグナル
(画像提供:©関西テレビ『シグナル 長期未解決事件捜査班』

映画のような比較的暗い画の中、進んでいく物語。廃病院のリアリティはかなりのもので、また効果音も不気味さに溢れており、リアルタイムで鑑賞していると正直少し怖い部分もあるほどだ。

しかし、そこに差し込む光や、後ろに見える霧のような靄のような光はとても美しく、どこか幻想的にも思えるほど。決して軽くはない物語の中で、視聴者の感情を効果的に揺さぶってくる。

実際、ネット上でも…

https://twitter.com/1205023HARU6666/status/983894356087062529

と、映像面に関する評価は高い。

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