「期待したらダメ」「忍耐」 既婚女性たちが語る「結婚のリアル」とは
好きな人と一緒に生活すると、ストレスもあれば幸福を感じるときもある。結婚って、何なのか?
2018/04/10 08:00
大好きな人と2人で作りあげる、幸せな結婚生活を夢見ている人も多くいるだろう。しかし、理想と現実は違うもの。
「結婚なんていいことばかりじゃない…」と感じる人も少なくないのだ。そこで、「結婚には何が必要なのか」既婚女性たちに話を聞いてみることに。
■夫に対しての「忍耐力」
長く一緒にいると、どうしても相手の嫌な面も見えてくる。そのため、「過度に期待しない」「忍耐力」といった意見が多くあがっている。
・見返りを期待しないこと。「やってあげている」って気持ちになるなら、やらないほうがいい
・お互い育ってきた環境が違うので、結婚して一緒に住み始めたら、「なんでそんなことするの?」って場面がいくつも出てくる。掃除の仕方から生活サイクル、ご飯の食べ方まで。それをすり合わせないと夫婦としてなんてやっていけない
・結婚生活は、仕事と一緒。毎日朝からご飯作って、夜も夕飯作りからの洗濯に洗い物…本当に休む時間もゆっくりする時間もない。相手がいるから「まあいいか」と妥協できないのがつらい
■「協力し合うこと」が大事
一方で、「2人じゃないと叶えられない夢もある」「成長できる」の声も。
・お互いに成長していくもの。どちらか一方が止まると、一気に夫婦関係は悪化する
・結婚20年目を迎えた私が思うのは、協力の大切さ。助け合う気持ちがないと、どちらかが嫌になってしまう。でも2人で頑張れば、1人では実現できない夢を叶えることだってできる
・2人で力を合わせていかないと、前には進めない。人生を一緒に歩む、冒険の仲間みたいな感じかな
■結婚は「幸せ」なの?
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代の既婚者の男女746名を対象に「結婚」について調査したところ、男性63.4%、女性81.0%の人が「結婚が幸せとは限らない」と回答している。
共同生活は幸せや楽しいことばかりではないけれど、2人が一緒にいるから生まれること・できることもたくさんある。その喜びを味わえることが、「結婚のよさ」なのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代〜60代既婚者の男女746名(有効回答数)