大谷翔平の3戦連続弾は「まぐれか米国投手のレベル低下」 張本氏の発言が炎上
大谷翔平のメジャー3試合連続ホームランについて張本氏のコメントは…
4日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がアメリカ・メジャーリーグで3試合連続ホームランを放った大谷翔平選手(エンゼルス)についてコメント。
その内容が、物議を醸している。
■大谷のホームランは「まぐれ」
大谷選手が3試合連続ホームランを放ったことについて張本勲氏は、
「ホームラン? まぐれなのか、アメリカのピッチャーのレベルが落ちたのか、まあ両方だと思うけれども、3試合連続は珍しいわね」
とコメント。隣にいたゲストコメンテーターの松田丈志氏が、苦笑いを浮かべる。
続けて張本氏は、オープン戦で不振だった大谷選手が好調に転じた要因について、メジャー特有の動くボールに対応するため、前足(左打者の右足)を上げないフォームに変更したことを指摘。
さらに、すべてのホームランがセンター方向だったことを挙げ、「身体が開いてない。この2点は大したもんだなと思いますよね」と、その対応力と技術については称賛した。
■「アッパレ」をあげない理由は?
松田氏は大谷選手に「アッパレ」を送ったものの、張本氏はなし。関口宏から「ハリさんはあげないんですか?」と聞かれると、
「(相手チームとの対戦が)一通り回らないとね。30試合過ぎないと。今8番打ってるでしょ。日本ではライハチ言うて、一番下手な人が打つの。
だから今度ね、『打てるな』と思ったら、相手のピッチャーが攻め方が違うからね、(身体の)近めに来るから。今のインコースの打ち方じゃ、苦労しますよ」
と、説明。今後大谷選手への攻め方が厳しくなることが予想されるため、苦労するのではないかという見解を示す。しかし最後には
「10勝10本じゃ意味がない。15勝以上、20本以上、これなら大あっぱれだね。やってもらいたいね」
と、さらなる活躍を期待するコメント。厳しい言葉を投げかけているが、心の底ではやはり大谷選手の活躍を願っているようだ。