大学生と失踪した41歳母親に批判も「24時間体勢の介護」に同情の声
元アイドルの41歳母が大学生と失踪。24時間体勢で全盲の夫の介護をしていたことから、一部では同情の声も。
元タレントで4人の子供をもつ母親(41)が、20歳年下の大学生(21)と駆け落ちしたとして、ツイッター上で情報提供を求めている騒動が話題だ。母親は子供たちの奨学金や通学費用、アルバイト代など200万円ほどを引き出して失踪中だという。
ネットを中心に反響を呼んでいるこの問題について、22日放送の『ビビット』(TBS系)が取り上げて注目を集めている。
■こっそりと連絡を取るように
番組では、夫の徳永数馬さん(56)と長女・たからさん(18)を取材した。夫は10年前に重度の糖尿病を患い、両目を失明。24時間態勢の介護がなければ生活できない状態で長男、二男、三男はそれぞれ奨学金を受けて大学に通っていることが明かされた。
夫によれば、大学生との出会いは昨年10月に妻から「ちょっとお茶してほしい人がいる」と言われ、3人で喫茶店で会ったことがきっかけ。そのとき、母親に対して大学生が「キレイですね」と褒める言い方をしたことから、夫は不審に思ったという。
そのため、夫は「(大学生と)2人で会っちゃいけないよ」「メールのやり取りを僕のいないところでやっちゃダメだよ」と釘を刺したそう。しかし、それから母親は携帯を隠し持つようになり、こっそりとメールや電話のやり取りをしていたとのこと。
■「会いに来てくれたら嬉しい」
そして、先月23日にも大学生と連絡をしていたため、夫と娘は母親の携帯を取り上げる。翌日24日に、夫が「お前何やっているんだ。全部分かっているんだぞ」と話すと、母親はパジャマ姿のまま家を出ていったという。
家には大学生から母親に宛てられたラブレターも残っており、そこには「君の顔、表情はもちろん、声、仕草、話していたこと、香り。目尻から指先まで、すべてが愛おしくて、全てを覚えていたくて」といった内容がつづられていた。
このとき、母親は預金通帳数冊持って失踪。後日、通帳は郵送で帰ってきたものの、奨学金など200万円ほどが引き出されていたよう。
その中には大学に通う兄の前期、後期の授業料も入っていたようで、娘は「奨学金を取られたことによって、ちゃんと兄たちが大学に進んでいけるのか、ちゃんと払えるのか不安」と訴える。
駆け落ちをした母親だが、夫は「もういつでも帰っておいでよって感じですね。全然、僕もう怒ってない。今でも愛しているんで」と明かし、娘も「お母さんのこと好きなんで、こういうことがあっても嫌いじゃない。会いたいなってずっと思っているので、会いに来てくれたら嬉しい」と思いを語った。