今も変わらぬ「攻めた笑い」が売りのとんねるず 好きな人はどれくらい?
人気低迷が囁かれるとんねるず。本当に低迷しているのか調べてみると…。
22日、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の最終回が放送される。『おかげです』時代を含めると約30年の歴史を誇る同番組の「幕引き」だ。
80年代から90年代にかけては周囲の目を恐れない「攻め」の笑いが好評だったが、昨今は「パワハラ」「セクハラ」などの批判があり、レギュラー番組も減少。一方で、「攻めた笑いこそがとんねるずの良さ」という声もあり、根強い人気があるともいわれる。
世間の評価は、一体どうなっているのだろうか。
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■とんねるずは好き?
しらべぇ編集部では全国20代〜60代のとんねるずを知っている人1,228名に、「とんねるず」について調査を実施。
その結果、「大好き」と答えた人は3.7%、「まあまあ好き」が26.5%で、好意的に見ている人は30.4%に。一方、「あまり好きではない」「嫌い」を合わせた割合は、69.7%。7割がとんねるずについて、否定的な意見を持っていることがわかった。
過去の調査でも、石橋が「お笑い界の重鎮の中で最も嫌いな芸人」1位になるなど、不名誉なデータが多い。
■年代別に見ると傾向が
そんな中、ポジティブな要素が感じられるデータがこちらだ。
「好き」と答えた人を世代別に見ると、20代の支持率が高く、44.8%が好きと考えている。先入観のない若者は、その笑いについて一定の評価をしているよう。
しかし、年齢が上がるごとにその割合は減少。とくに全盛期を知る40代から60代は、支持者が2割から3割程度しか存在していない。過去の破天荒なとんねるずを知っているから「苦手」と考える人が多いのか、逆に昨今の風潮でのパフォーマンスを「物足りない」と感じているのか…。
4月からは『石橋貴明のたいむとんねる』(月曜午後11時スタート)がスタート。木梨も主演映画『いぬやしき』が4月20日に公開される。今後はとんねるずとしてではなく、ピンでの仕事が増えていくのかも。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国20代~60代のとんねるずを知っている人1,228名 (有効回答数)