明日まで開催! 『にいがた酒の陣』が酒飲みにとって天国すぎる4つの理由
1日ではとても試飲しきれない、じつに90蔵以上が出展。
90ヶ所以上の酒蔵がしのぎを削る、全国有数の酒どころ、新潟。中でも最大のお祭りは、毎年3月に開催される『新潟端麗 にいがた酒の陣』だ。
今年は9日(土)・10日(日)の10時〜18時まで、新潟市の朱鷺メッセで開催されている。90蔵以上の酒を好きなだけ試飲することができる、お酒好きにはたまらないイベントなのだが、しらべぇ取材班が現地で気づいたオススメポイントを紹介しよう。
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①全国13万人が集まる酒イベント
なぜ酒の陣が天国すぎるのか、ひとつめのポイントはその規模である。酒蔵の数は90蔵以上、名だたる蔵元も数多い。
酒が集まるところ、人が集まり、さらに美酒と美食が集まる。昨年の入場者数は2日間で13万人を超えたというが、とはいえ試飲はそれほど並ぶことはないので、まずは安心してほしい。
新潟駅から朱鷺メッセへは、「バス」「タクシー」「徒歩」3つの行き方がある。
バスの待機列は長いように見えるが、5〜10分間隔で運転されており、いちばんスムーズだ。バスやタクシーが待ちそうな場合は、20分ほどかかるが信濃川沿いをお散歩して向かうのも気持ちいい。
入場は無料だが、試飲を楽しむためには、指定のお猪口が必要。前売り券がない場合は、当日券(2,500円)でも購入できる。
②試飲と蔵の方との交流が最高
会場に入ると、ご覧の賑わいぶりに驚く人もいるだろう。だが、安心してほしい。会場は広く、蔵の数も多いからだ。
自分が試飲したら、さっと前を譲ってくれるマナーのいい日本酒ファンが多いので、ほとんど待たずにたくさんのお酒を楽しめるはず。
年に一度のイベントということで、どの蔵も「酒の陣でしか飲めない、とっておきの酒」を用意している。積極的に「今日しか飲めないお酒はどれですか?」と聞いてみよう。
そのお酒へのこだわりや美味しさのポイント、蔵の個性など、丁寧に説明してくれる。ただ飲んで酔っ払うだけでなく、造り手と直接触れ合えることこそが、こうした場の醍醐味と言えるだろう。
気に入ったお酒は、購入することもできる。これにも「酒の陣限定」のレアなお酒があるため、要チェックだ。