『電影少女2018』25年前の写真を発見…アイがとった行動とは
原作にも登場するキャラ・清水が物語のキーマンに。
2018/03/10 07:00
■これまでの『電影少女2018』
主人公の高校生・弄内翔(野村)が親の離婚を機に絵本作家の叔父・弄内洋太(戸次重幸)の空き家で一人暮らしを始める。
そんなある日、クローゼットの中にあったビデオテープを再生すると天野アイ(西野)と名乗る女の子が画面から飛び出して来る。こうして翔とビデオガール・アイの3ヶ月に及ぶ奇妙な共同生活が開始。
一方、高校では翔は同じクラスのマドンナ・柴原奈々美(飯豊まりえ)に恋心を抱いていた。だが、奈々美が好きなのは翔の親友・古矢智章(清水尋也)。
アイの手助けもあって奈々美と映画デートに行くことになり、打ち解けていく翔だったが奈々美は結局、智章と付き合い始めてしまう。
そんな中、翔は中学時代の後輩・大宮リカ(大友花恋)と再会。彼女は記憶よりかわいくなっていた。
一方3人で進めているアニメ作りでは、智章がアニメプロデューサーである清水浩司(村上淳)に会いに行くも散々な評価に。しかし、翔の描いた絵に興味を持たれ、音楽をつけることを提案される。
そして翔はリカに中学時代の仲間でトラックメーカー・カオル(富田健太郎)を紹介してもらうことに。しかしカオルは作曲の条件としてアイとのデートを要求。カオルとのデート中にアイは体調がおかしくなり、そのまま翔の元から姿を消す。
体調を崩してしまった翔を世話するリカ。2人の距離は接近していくがその後、アイが謎のアイドルとしてデビューしたことが判明。智章が売った翔たちのアニメの素材を使い、プロデューサーの清水浩司(村上淳)が仕掛けたのだ。
しかも、アイは翔のことを忘れており…。
■第9話あらすじ
古矢智章は、アニメプロデューサーの清水浩司のもとでアシスタントとしてアニメ制作の勉強を始めるが、スタジオで会った天野アイは、智章のことを一切覚えていない。そんな中、弄内翔は、アイを取り返すために、再びスタジオを訪れる。
清水が公開したアイの動画は、瞬く間に話題となり、アイは“ネットを騒がすブレイク必至の謎のアイドル”としてテレビや雑誌などで特集される。何も知らなかった柴原奈々美は智章を責め、智章もアイが記憶喪失になっていることを翔に問い詰めだし、3人の関係に深い亀裂が入る。
アイの記憶を取り戻したい翔は、奈々美のアドバイスを受け、アイの記憶が戻ることを信じ、想いを込めたイラストを描いてアイに渡そうとする。
一方、清水のビデオガールと思い込んでいるアイは、清水のために掃除していると、見知らぬ少女と自分が仲良く写っている古ぼけた写真を発見する。撮影された日付は25年前で……。
■原作とオリジナルが交錯する第9話
地上波での放送に先行する形でAmazonプライムビデオでも配信されている本作。しらべぇドラマ班が視聴したところ、第9話の感想はこんな感じだ。
・アイが翔のことを忘れてしまった先週。非常に切なくて、深夜にリアルタイムで観てるとなんか胸が苦しくなる展開だったけど、今週はもっと切ない
・失って初めてわかる、というと陳腐な言い方だけど、翔にとってそれはアイだったんだろうなあ
・3人の関係性にも変化が起きて、つまり翔はあこがれの人・奈々美と近づくチャンス。でも、翔は誠実だからそんなことはせず…うーん大人になって腹黒くなってしまっった今見るとなんてもどかしいんだ(笑)
・原作オリジナルキャラの清水がここで生きてくる。原作とオリジナルが交わるわけだけど、原作のキャラをこういう風に描くってのは結構勇気いっただろうなあ
という感じ。アイははたして翔のことを思い出すのだろうか。
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(文/しらべぇドラマ班・Sirabee編集部)