「野島脚本はやっぱりすごい!」 『彼氏をローンで買いました』主演の真野恵里菜に迫る
野島伸司脚本で真野恵里菜が主演するドラマ『彼氏をローンで買いました』が期待大だ。
■女性が負担する恋愛もあり?
今回のドラマは、女性が男性の「ローンを肩代わり」という設定だが、ネットではしばしば「デートでのおごり・おごられ」くらいでも議論を呼ぶ。
最近、若い世代では「割り勘派」も増えているというが…
真野:私自身は、男性におごっていただくのは好きじゃないんですよ。1回おごられてしまうと、次にご飯に行きたいときに、「おごられたいからと思われたら嫌だな」と考えてしまって。
割り勘でも全然いいですし、ちょっとでも出したいと思っちゃいますね。そう考えている女性は、最近多いと思います。
もしお支払いしていただいたとしたら、違う日に、「こないだのお礼です」ってお菓子をあげるとか…してもらってばっかりなのはむず痒くて、自分の中でダメなんですよ。大事なところは男の人に頑張ってほしいけど、普段はその都度でいいのかなって思います。
■野島脚本は「やっぱりすごい」
真野が野島氏の脚本を演じるのは、2回目。ドラマとしては初になる。
真野:野島さんの脚本は、6年ほど前に、『ウサニ』という舞台を溝端淳平さん、平野綾さんと一緒に演じさせていただいたのが初めてで、それ以来だったので、映像作品でご一緒させていただけるのは、本当に嬉しいです。
「離婚率が増えている原因は何か」とか「保育園にすぐ入れない問題」など、現代を象徴するシーンやセリフが入っていたりするところが、野島さんらしいなと思いましたね。
ドキッとするワードが入っているので、さらっと流れていくセリフでも大事に演じなければと思います。
あと、さすが野島さんと感じたのは、20代なかばの女の子が、カフェとか女子トイレでメイクを直しながら延々とおしゃべりするシーン。
台本で5、6ページもあったのですが、会話のテンポ感にもかなりリアリティがあって、「野島さんは、今の女の子たちの心を見透かしているんだ!」って、びっくりしました。やっぱりすごい方だな、と。