暖房を強くして薄着ですごす冬サイコー! ってそれどうなの?
暖房のかけすぎは良くないと思いつつ…薄着でも大丈夫なくらい部屋を暖めてしまう人も。
寒い冬、少しでも暖かくすごすために、設定温度は下げつつもひざ掛けやネックウォーマーなどを活用している人も多いはず。
しかし、その一方で「暖房をガンガン焚いた暖かい家で、薄着のまますごす贅沢がたまらない!」という人も。
画像をもっと見る
■暖房強めは少数派?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,328名を対象に「冬のすごし方」を調査したところ、全体の12.1%が「暖房を強めにし、薄着ですごす」と回答。
性年代別で見てみると、最も多いのは20代だ。
「家の中くらいいいかな? って、ちょっと強めにして、薄着ですごしちゃいます。ぬくぬくしながら食べるアイスが最高で…」(20代・女性)
女性は年齢が上がるごとに割合が下がり、60代では5.3%しかいない。
「暖房で部屋を暖かくすると、乾燥してくる。それなら一枚羽織ったり、ひざ掛けなどで対処した方がいい」(30代・女性)
「すぐに夫は設定温度を上げようとするんだけど、電気代がもったいない!」(60代・女性)
■寒い地域ほど…
しかし、気になるのがこのデータ。
寒い地域に住んでいる人ほど、「暖房を強く、薄着で」すごしているのだ。薄着ですごせるほどまでに温めるには、どれくらいのエネルギーがかかるのだろうか…。
「一度家が冷えると、温まるまで時間がかかるし…と、ついつい暖房かけすぎちゃいます。『冬の北海道は暑い』なんて言いますが、そういう家や場所は、確かに少なくないかも」(20代・男性)
それでも、少しずつ変わってきているようだ。
「昔は灯油も安かったし、リビングをガンガンに温めて半袖で過ごしてました。でも、最近は値段が上がって…そんな使い方できない」(40代・女性)
室温設定を下げれば、暖房費もかからない上に地球温暖化の防止にもつながる。寒い冬に暖かい部屋…の贅沢もいいが、「暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル」ウォームビズを心がけてみては。
・合わせて読みたい→極寒の雪道でジョギング中に転び大ケガ 10時間以上這い続け生還した男性
(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)