カンニング竹山「テレビ番組は嘘をつく」 近未来のテレビ論に賛否
『俺の持論』でカンニング竹山が「近未来のテレビ論」を熱弁!
週に3本のワイドショーに出演、コメンテーターとしても活躍する芸人・カンニング竹山(46)が、24日深夜放送『俺の持論』(テレビ朝日系)で「テレビの未来」を熱弁。視聴者から賛否が起こっている。
■今、ワイドショーが面白い
「テレビが面白くなくなった」と言われがちな昨今、出演者・制作側の立場から「本当は言いたいことがある」と竹山は切り出す。
「今、ワイドショーが面白い。テレビの未来はワイドショー番組が握っている」というのが竹山の持論。そこには「大きく分けて3つの要素」があると語る。
問題を起こした芸能人が必ず出演・放送される「ぶっ飛んだキャスティングが可能」、ワイドショーだと盛り上がるので「本気でケンカできる」、宗教や薬物、政治、不倫など「扱えるネタが豊富」。
「ワイドな番組、定義が曖昧」だからこそ、ワイドショーは、報道でもバラエティでもない独自の進化を遂げ「テレビの未来を支える」と竹山は熱弁した。
■テレビ番組は嘘をつく
さらに竹山は視聴者側の「テレビの見方」にも言及。
「テレビや情報に対して信頼しすぎ、視聴者も見極める力が必要」と前置きし、「自分で勉強して嗅ぎ分けなければいけない。世の中で信頼していい情報はどこにもない」と持論を展開。
もちろん、メディアが何でも嘘をついていいはずはないが、「メディアにも間違いがある。100%教科書ではない。テレビは作り物で曖昧、テレビ番組って嘘をつく」と、テレビが真実を映す鏡でなく、あくまでも「夢の箱」だと強調した。