俳優・左とん平さんが死去 相次ぐ名バイプレーヤーの死に嘆きの声

『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』に出演し、歌手としても活躍した左とん平さんが死去

(画像はYouTubeのスクリーンショット)

俳優の左とん平さんが24日、心不全のため都内の病院で亡くなったことが判明。80歳だった。

左さんは昨年6月に急性心筋梗塞で倒れ、以後闘病生活を続けていていた。突然の訃報にファンや関係者から、悲しみの声が噴出している。


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■名バイプレーヤーとして人気に

亡くなった左さんは1970年代に放送された国民的人気ドラマ『時間ですよ』(TBS系)『寺内貫太郎一家』(TBS系)に出演。独特のキャラクターで人気を博す。

その後様々なドラマや舞台に登場し、善人から悪人まで様々な役をマルチに演じる名バイプレーヤーとして活躍。

そして最近は葬儀会社のCMに出演し、「人生の最後」を優しく語る様子が「泣ける」「考えさせられる」と話題になっていた。

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■歌手としても活躍

俳優活動の傍ら、歌手としても活躍。70年代に発売したラップ調の「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」は、「ヘイ・ユー? ワッチュアネーム」と叫ぶ歌詞が話題になり、ヒット曲となる。

この曲は1990年代にスチャダラパーがサンプリングしたことをきっかけに人気が再燃。当時の若者にも広く知られることに。

「ヘイ・ユウ・ブルース」は、「人生はすぎこぎなんだよ」「おまえもいつかすりこぎになるぞ」など、独特な歌詞への評価も高く、カンニングや大槻ケンヂなどがカバー。

そのため左とん平さんは、日本におけるラップ歌手の「元祖」といわれることもある。


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■ネット民から悲しみの声

芸能界を代表する「名バイプレーヤー」の死去に、ネット民から悲しみの声があがっている。


大杉漣さん、左とん平さんと相次いで名脇役が相次いで亡くなってしまった芸能界。その損失は、計り知れない。

残された俳優は、2人が安心して休めるような演技を見せていく必要がある。謹んでご冥福をお祈りしたい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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