なぜ熊本の山奥に!? 凄腕チェコ人シェフが開いたレストラン『ソーセージフェスト』がスゴい
熊本大好きなチェコ人って…ステキやん 凄腕料理人が開いたソーセージレストラン
■衝撃的食感のサルシッチャ
ハイジマンさんが大分県までわざわざ定期的に汲みに行くという炭酸水を飲みつつ、どんな料理がくるのかワクワクしながら待つ。
最初に届いたサルシッチャは、見た目も非常に美しくリンゴのソテーやフライドポテト、ピクルスやトマトが添えられている。
ひと口食べて驚いたのが、その食感。サルシッチャといえばジューシーだと思っていたが、これは肉の水分を程よく抜いているのでホロッとした食感。
さらにクミンなどのスパイスを加えいい感じに熟成しているため、純粋に肉の美味しさを楽しむことができるのだ。パリッとした皮とのコントラストもバツグン。
■バランスが絶妙なチョリソー
次にいただいたチョリソーは、サルシッチャと異なりチリコンカンが添えられている。
こちらもサルシッチャと同様にホロッとした食感だが、肉の詰まり方が強いのでしっかりした味わいを感じることができる。
やはり肉の熟成具合がバッチリなので、辛味も強いもののそこまで激辛には感じず、最高のバランスに仕上げられていた。
■ハンガリー風の皮つきベーコン
3品目のベーコンは、マッシュポテトとリンゴのソテーが添えられており、なんと珍しいことに皮つき。
これはハイジマンさんいわくハンガリー風の作り方で、肉と脂身、皮の3つの食感を一度に楽しめるのだという。もちろんバツグンにウマい。
■予約をしてぜひ行ってみよう
ソーセージフェストは昨年のオープン以来順調に客数も増えており、休日は予約しないと入れないことも多くなってきたという。
ハイジマンさんの絶品ソーセージやベーコンを食べたい人は、必ず予約してからぜひ美里町へ訪れてみよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)