モデル・星あやが提案する「個性や魅力が活きるセクシー」なスタイル
人気モデル・星あやの思う「おしゃれ」や「セクシー」について聞いた
2018/02/16 14:00
ギャル系ファッション雑誌『Happie nuts(ハピーナッツ)』の人気モデルとして活躍していた・星あや。その圧倒的な人気ぶりから、”星あやの雑誌”と呼ばれたほど。
そんな彼女がディレクターを務めているシューズブランド『YELLO(イエロー)』が初のスプリング・サマーコレクションの受注展示会を東京と大阪で開催。
国内ブランドにはない、スタイリッシュで女性らしさを強調したシルエットを持つYELLOのシューズは、アーティスト、モデル、女優にも多くのファンが。
今回は星あや本人に、その魅力を語ってもらった。
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■おしゃれとは“自分の魅力をどう見せるか”
モデルとして数多くの服を着こなしてきた星なら、おしゃれにはかなりのこだわりがあるはず。
――まず、星さんにとって、おしゃれとは?
「“自分らしさ”だと思います。すごく難しいことなんですが、個性的といっても、奇抜な格好する――といったことではなく、自分の持って生まれた魅力を最大限に活かして、どうかわいく見せるのか。
そういうことが“似合う”ということだと思うし、単に『服の組み合わせがおしゃれ』とか、『流行のものを持っている』からおしゃれなのではなく、“自分の魅力をどう見せるか”が大事なポイントだと思いますね」
――ご自身のファッションに対するこだわりは、『YELLO』のデザインにどう反映されている?
「私自身、洋服はパーカーなどそんなに色っぽくない感じが好みですが、シューズやサングラスなどの小物が好き。小物は“カジュアルをアップグレードできる”アイテムだと思っています。
ブランドとしては、とにかく“セクシー”がキーワード。日本のブランドは、女の子は色が白くて、細くて…といった画一的なかわいらしさをイメージしている印象で、セクシーに疎いところがあるかな…と。
私がフロリダのマイアミやイタリアの島に一時期いたんですが、セクシーが好きなラテンの文化が多いところ。女性が美しく見えるセクシーさは、画一的なものではなくて、それぞれの女性の肌の色やボディラインがあって、それぞれに合ったセクシーなファッションがある。
『痩せているから、きれい』だけじゃない、持って生まれたそれぞれの魅力的な部分を活かせる“セクシー”――そういうものをこちらから提案したいと考えています。だから『YELLO』だったら、例えば『太もものお肉が、ちょっとブーツの上に乗ってかわいい! それがベスト!』っていう、定義が出たりするんです」
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■ディレクションから販売まで全て自分で
――シューズブランド「YELLO」のプロデュースは、どういった関りを?
「実は、プロデュースではなく、全てをディレクションしています。
プロデュースというとアイデアの方向性を出して、プロフェッショナルに作っていただいて…というケースが多いですが、このブランドに関しては商品のデザインから、販売のことまで…本当に全てをディレクションしているんです」
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■会話がかわいくなるネーミング
ファッションモデルとして長年活躍している星だが、ファッションの面で受けてきた影響や、デザインのインスピレーションの源は、かなり意外なもの。
「子供の頃から漫画が好きで、母もジブリ作品を全部とか『ネバー・エンディング・ストーリー』などのファンタジー作品のビデオをズラーっと揃えてくれていたりしたので、そういうものから影響を受けている部分が大きいですね。
今回のコレクションでは、『ネバー・エンディング・ストーリー』からつけた『アトレーユ』というアイテムや、漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』の桜木花道の背番号からつけた『10(テン)』といったものなど、ネーミングにも反映されています」
星のディレクションしたシューズには、デザインごとではなく、カラーバリエーションも含めた一点ごとに名前がついている。
「名前がついていることで『オレンジのサンダルを買ったの』や『ブルーファーの靴を買ったよ』ではなくて、『フロリダ・オレンジを買ったの』とか『モンスターを買ったんだ』と言えて、相手もそのアイテムがわかって会話する。そういう一つひとつに名前がついているだけで、女の子同士の会話ってかわいい会話になるじゃないですか。
男性には理解されないと思うけど、一つずつ名前がつくことで、そういう女性の会話が、かわいくなるようになるといいなあ…って」
それらのネーミングを一部、紹介すると…
例えば、水色のファーのシューズの名前はその名も『MONSTER』で、ディズニー/ピクサー『モンスターズ・インク』のサリーをイメージしたそう。
ビビッドで個性溢れるアジアン柄のブーティーは、チャイナボタンをオリジナルで発注するなど、こだわりがいっぱい。花のモチーフが映える青いものは、人気格闘ラブコメ漫画『らんま1/2』のキャラクター『SHAMPOO』の名がつけられている。
右上の茶色のシューズは『ATREYU』。映画『ネバー・エンディング・ストーリー』の登場人物・アトレーユをイメージしたという。
また、真っ赤なサンダルの名前が、星のコメントでも紹介されている『10(テン)』。この番号は人気漫画『SLAM DUNK』の主人公・桜木花道の背番号。女子にも人気の高いキャラクターなので、花道ファンにはたまらないはず。
5色のカラーがかわいいミュール。この中のブラックは『MINE(ミネ)』で、ルパン三世の峰不二子から、ブルーは海の女神『CALYPSO(カリプソ)』など、履くだけで気分が上がりそう。
■こだわりのパッケージ
星がこだわり、お気に入りだと語るパッケージは、クリアで中身が見えてとってもかわいい。
履く前に、部屋に飾っておくだけでも良いし、収納状態でも中身がすぐわかる。また、プレゼントにする時は、このパッケージをリボンでくるむだけで完璧だ。
ちなみにここで紹介したアイテム名やデザインは、展示会場にあったアイテムのほんの一部。ヌーディでキラキラかわいいストラップサンダルや、カラーやレザーの質感が特徴的なブーツなど、心躍るアイテムが多く、どれも欲しくなってしまう。
星あやの提案する”セクシー”をチェックしたい人、自分の個性を活かしたスタイルやおしゃれに悩んでいる人、靴やかわいい小物を見るとテンションが上がる人は、ぜひ展示会や『YELLO』公式サイトをチェックしてみては。
【YELLO展示会】
・東京会場
場所:代々木公園カルトクラブ
日時: 2月16~17日
時間:13:00〜21:00
・大阪会場
場所:南堀江LINE-UP
日時:2月23~24日
時間:13:00〜21:00
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)