『名探偵コナン』観たことがない? ある年代から一気に増える謎を暴く
放送日時が変わってから、観なくなったとの声も。
20年以上も放送を続けている、アニメ『名探偵コナン』。それだけ多くの人から、愛されているといえるだろう。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「アニメの視聴について」の調査を実施。
「アニメ『名探偵コナン』をほとんど観たことがない」と答えた人は、全体で43.1%。国民的アニメでも、半数近くがあまり観ていないのは意外な結果である。
■放送開始時にすでに大人だった人は愛着なし
年代別では、40代以上から半数を超えている。
『名探偵コナン』のアニメは放送開始をしたのが、1996年。40代以上の人にとっては、成人してから始まったアニメのため、あまり興味がないようだ。
「『ドラえもん』は子供の頃から慣れ親しんでいるから愛着があるけど、『名探偵コナン』はもう大人だったので、あまり思い入れがない」(40代・男性)
しかし、子供がいる家庭では、40代以上でもコナンに愛着を持つ人が多い。
「子供と一緒に観ているうちに、自分がハマってしまった感じ」(40代・女性)
■20代から30代がコナン世代
20代から30代の若い世代は、子供の頃から『名探偵コナン』を楽しんでいる。
「学校で友達と『少年探偵団』みたいなの作って遊んだこともある。アニメみたいに、本当の事件には巻き込まれなかったけど」(20代・男性)
大人になった今でも、コナンが大好きだと語る女性も。
「コナンが好きすぎて、今でも映画を観に行くくらい。大人が観ても、十分に楽しめると思うんだけど」(30代・女性)
■放送時間の変更で観なくなった人も
以前はゴールデンタイムに放送していた『名探偵コナン』だが、土曜日の夕方に変更になった。そのために、観なくなった人も多い。
「月曜19時30分にやっているときには、よく観ていた。小学生の頃は、家族そろって観た記憶がある。今は土曜18時にやってるみたいだけど、全然観てない。
仕事は休みだから観られるけど、中途半端な時間なので忘れがちに。自分が大人になったのも、観ない一因だと思う」(20代・男性)
もちろん時間が変わっても、観続けているファンもいる。
「土曜日は仕事だけど、毎回録画をして観ている。ここまでくれば、もう最終回まで付き合いたいと思っている。自分が生きている間に、終わらないかもしれないけど」(30代・男性)
『サザエさん』や『ドラえもん』のように、『名探偵コナン』も定番のアニメとして続いていくのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)