貴乃花親方、貴ノ岩への思い語る 「深い弟子愛」に感激の声も
元横綱・日馬富士の貴ノ岩関への傷害事件。貴乃花親方が思いを語り、話題に。
7日放送の『独占緊急特報!!貴乃花親方105日沈黙破りすべてを語る』(テレビ朝日系)に貴乃花親方(45)が出演。
弟子である貴ノ岩関(27)への深い愛情に感動の声が寄せられている。
■「貴ノ岩本人には何の責任もない」
しらべぇ既報のとおり、貴ノ岩関が被害を受けた傷害事件について口を開いた貴乃花親方。
母校の高校の近くに巡業で行った際には「挨拶に行け」と教えたことが結果的に事件を招いてしまったとし。「現場にいなければならなったという状況に落とし込まれていたのが、本人はあまりにかわいそうすぎませんか。貴ノ岩本人には何の責任もないんです」と後悔も見せる。
モンゴルでも貴ノ岩関が悪者のように扱われていることに触れ、「声を大にしてモンゴルの国民の皆さんにも『貴ノ岩は被害者なんです』(と言いたい)」と理解を求めた。
他にも「(親と)子供の立場で何か弟子が傷を負った、心に傷を負った、そういうときこそ心を支えてやるのが育てている者の役割」と自らの姿勢を語った。
■被害届の取り下げの要請も
事件が報道されて以降、沈黙を貫いていた貴乃花親方。その陰では、日本相撲協会に対しては、20通以上の反論文書で猛抗議していたことも明かす。
世間からのバッシングを受けてもなお、事態の混乱を避けるためにマスコミには無言の姿勢を崩さなかった。
さらに、相撲協会から被害届を取り下げる要請があったことも明かし、「この傷がどういう傷なのかご理解いただきたかった。そのためには捜査をしていただく、被害届けをおろすとか、おろさないではなかった。会話はしたくなかった。私は(貴ノ岩が)深い傷を負ってますと繰り返し伝えました」と語った。