「あなたのためを思って」は偽りの親切 叶姉妹の親子への持論に共感相次ぐ
叶姉妹が自身のインスタグラムで、親と子の関係性について持論を述べた。
親子のあり方は家庭それぞれだ。しかし「親は子供のためにすべてを捧げるべき」といった、「親」としての人格だけを重んじる声が少なくないのも事実。子供を優先すべきという価値観こそ尊いと考えている人もいるだろう。
親と子供の関係性について、5日に叶姉妹が自身のインスタグラムを更新し、持論を展開している。
■親と子は「自由であってよい」
「親は子供を救えません。また逆に、子供も親を救えません。親は子供を変えることはできず、子供も親を変えられません」とつづった叶。「変えられない」というとネガティブな印象を抱くが、そういうわけではなく「そのくらい『親』と『子』は、お互いに自由であってよいという『救い』でもあるのです」と心地よい関係だと主張した。
さらに「心配はするけれども、支配はしないこと。導きはするけれども、相手を信じること。『相手は、自分とちがう他人である』という気持ちが、お互いの人生に敬意を払うこと、心地よい関係性にとても大切なことです」と、親としてだけでなく、ひとりの人間として相手と向き合うために重要だとつづった。
https://www.instagram.com/p/BeziB8OhFpH/
■「あなたのためを思って」は偽りの親切さ
さらに叶は6日にブログを更新。「やっかいであるのは、『あなたのためを思って』という言葉で、他人の価値観を押し付けられることです」と語る。「どんなに配慮に満ちているようであったとしても、それは偽りの親切さであるのです」とした。
こういった「あなたのためを思って」という善意であり押し付けは、自分で気づくことができないという。「どのような関係であっても相手に敬意を払い 自分と他人様は
違うということを知ることがおもいこみや押し付けのない心地よい関係が生まれるのです」と続けた。