サラダチキン愛好家は少数? まだむね肉がぱさつくと思っている人も
鶏むね肉の人気を支えているサラダチキンだが、全体では好んで食べる人は少ないようだ
2017年の「今年の一皿」 に、「鶏むね肉料理」が選ばれた。鶏むね肉ブームを支えた商品のひとつが、コンビニで販売されている「サラダチキン」である。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,344名に「食べ物について」の調査を実施。
「サラダチキンをよく食べるほうだ」と答えた人は、全体でわずか15.6%だった。ブームというわりには、とても少ない印象だ。
■若い世代にはダイエットの味方として人気
性年代別では、20代女性が一番多くなっている。
見た目に気を遣う年頃の女性は、ヘルシーなイメージのあるサラダチキンを積極的に食べる人も多い。
「会社のお昼ごはんは、ほぼサラダチキン。ゆっくりと時間をかけてかじりついていると、1個だけでも十分満足感がある」(20代・女性)
低糖質で脂質も少ないために、ダイエットをしている女性には強い味方のようだ。
「味もいろいろ選べるのが、うれしい。さすがにずっと食べているから、飽きないと言えば嘘になるけど…」(20代・女性)
もちろん3食すべてをサラダチキンにするのは、体に良くない。栄養バランスを考えながら、上手に取り入れたいものだ。
■むね肉はぱさつくのイメージが取れない
一方で、サラダチキンをあまり食べない人は、従来からのむね肉の印象が頭から離れないようだ。
「むね肉といえばぱさつくイメージしかないので、買ったことがない。柔らかいとは、聞いているのだけど…」(50代・女性)
またヘルシーなものに興味のない男性には、まったく魅力がわからない。
「別にダイエットもしていないから、がっつりと食べたい。あの値段だったら、私はおにぎりを2個買う」(40代・男性)
■サラダチキンで簡単アレンジ
インターネット上には、サラダチキンのアレンジレシピもたくさん掲載されている。
「そのままでも美味しいけど最近は寒いので、ラップをかけてレンジで温めている。また焼くと香ばしくなるので、おすすめ!」(30代・女性)
「コンビニでサラダチキンと一緒に、インスタントのスープを購入する。その中に入れるだけでも、温まっておいしい」(20代・女性)
手軽でおいしいサラダチキンだが、まだまだ若い人のみのブームのよう。この先、さらに幅広い層に受け入れられるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,344名 (有効回答数)