電話で性別を9割は間違えられる女性 「気にするな」と励ましの声
声が高かったり低かったりする場合、電話で性別を間違えられることが多々ある人も。
声はその人を表す、重要な特徴だ。しかし、そこにコンプレックスを抱えているとしたら…。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名に「電話対応について」の調査を行なった。
「電話で性別を間違えられることがある」と答えた人は、全体で8.8%とわずか。本来、声は性別によって大きく変わるので、少数派なのは納得がいく。
■年齢は関係ない
性年代別では、男女ともに20代が多くなっている。
声は年齢とともに、低くなると言われている。それならば女性は、加齢によって男性に間違えられることはないのだろうか。
「女性は『女の子の声』から『おばさんの声』になるだけで、性別を間違えるような変化ではない感じがする」(30代・男性)
中村玉緒は低い声で有名だが、確かに性別を間違えるほどではない。
■電話で9割間違えられる女性
声が低いことで悩んでいる女性は、電話で頻繁に性別を間違えられるそうだ。
「中学から高校まで、声が低いことでからかわれた。そのせいで今でもコンプレックスなのに、仕事の電話では9割くらい男性と間違えられる。
がんばって高い声を出しているつもりでも、『失礼ですが、男性ですか?』と聞かれることも。表向きには開き直っているふりをしているけど、心の中では傷ついている」(30代・女性)
多感な時代にからかわれたことで、大きなコンプレックスになってしまっているようだ。
■周囲はそれほど気にしていない
声で性別を間違えられる人に対して、それほど気にする必要がないとの意見も多くある。
「声の低い女友達がいるけど、別に慣れたら気にならない。見た目もかわいいし話しやすいから、けっこうモテる。それを気にして、声を出さないように…とかするほうがもったいない」(20代・男性)
よく、「コンプレックスは武器」と言われるが…。
「自分は、見た目も声もなんの特徴がない。だから、なかなか人に覚えてもらえないことが悩み。コンプレックスと考えないで、自分の個性と捉えると楽になるかも」(30代・男性)
時間がかかるかもしれないが、その声を「自分らしさ」と考えると好きになれるかも。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)