節分といえばやっぱり豆まき! でも実施する家は減少中?
「鬼は外!福は内!」…も、最近はやらない? マンションだと難しいという声も。
2月3日は節分。スーパーやコンビニに行くと、鬼のお面とセットになった豆が大量に売られている。
実際に豆を購入し、「鬼は外、福は内!」と豆まきをしている人は、どれくらいいるのだろうか。
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■そもそも豆まきって?
そもそも、なぜ豆まきを節分にするのか。
昔から、季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられているそう。そんな鬼に、「生命力と魔除けの呪力が備わっている」穀物である豆をぶつけることにより、邪気を追い払って一年の無病息災を願う…これが豆まきの由来だ。
地域によって違いはあるが、典型的な豆まきの方法としては、以下の流れ。
・福豆を用意し、夜に豆まきをする
・「鬼は外」と言って家の外に投げ、鬼が入らないように扉を閉めてから「福は内」と家の中にまく
・年の数だけ豆を食べる
■豆まき民は約3割
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,344名を対象に「節分の豆まき」について調査したところ、全体の30.0%は「する予定」と回答。
性年代別で見てみると、60代女性を除いて、そこまで大きな差は生まれていない。
小さい頃からやっていた人は、大人になっても「とりあえず豆まきしておくか」と思うのかもしれない。
「なんとなくスーパーで豆を売り始めたら、一番小さいやつを購入する」(40代・女性)
■家族ができると「豆まき復活」
未婚者・既婚者で比較すると、やはり15ポイントの差をつけて既婚者のほうが多くなっている。
家族ができると、「豆まき」習慣も復活するのだろうか。
「子供と一緒に、パパを鬼にして豆まきしてます。私が一番本気で投げてるかも(笑)」(30代・女性)
ただ、こんな声も。
「今の住まいはマンションのため、共用スペースに豆をまくわけにはいかない。でも、家の中で豆まきをするのもアレなので、基本的に我が家はやりません」(30代・男性)
確かにマンションなどでは、「どこで豆まきをするんだ?」という問題が生じる。廊下に投げるわけにいかず、ベランダだと勢い良すぎて外に飛んで行ってしまうかも…と悩むところ。
今年の節分は土曜日。各地の神社で有名人を招いた「節分会」が開かれていたり、豆まきメインのイベントもあるので、「家でやるのは難しい…」という人は、こうした場所に足を運んでみてもいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)