お刺身の「つま」は食べる? 「食べる派・食べない派」の本音に驚愕
刺し身に盛られている大根などの「つま」は食べる?
刺身を注文したときや、スーパーで刺身のパックを買ったときに、必ずといっていいほど脇に添えられてある「つま」。その中でもっとも目にすることが多い「大根のつま」について、食べるかどうか意見が分かれることは少なくないはず。
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,342名を対象に「刺し身のつまを食べるか」について調査を実施した。
■「食べる派」が多数
「そうだ」18.9%、「どちらかといえばそうだ」36.7%、「あまりそうは思わない」28.1%、「そう思わない」16.3%との結果に。「食べる派」は55.6%、「食べない派」は44.4%と食べる人が多いことがわかった。
「食べる派」について、男女・年代別で比較すると…
5、60代では男女ともに6割を超える人がつまを食べているようだ。一方、20代では4割と過半数を割った。20代と60代の差は18ポイントにもおよぶ。若者にとっては「おまけ」程度の認識なのかもしれない。
しらべぇ取材班は、「食べる派」「食べない派」それぞれの意見を実際に聞くことに。
■「食べられるものは食べる」
まず「食べる派」の意見は…
「とにかくおいしい。醤油だけじゃなくてポン酢とも合うし、良い感じでお腹も満たせて最高です。さすがにつまだけ入ったパックを買うことはないですが、つまの料金も含めて『お刺身盛り』だと思うので、食べないともったいない」(20代・男性)
「刺身に限った話ではなく、『皿にあるものは食べる』のがマナーです。つまが添えられるようになった元々の理由などは関係なく、食べられるものは食べるべき。もしも食べない人がいたら育ちが悪いと思ってしまいます」(60代・女性)
■食べるのは「貧乏くさい」
一方で「食べない派」の意見は…
「最初のお皿にあるつまなら食べることもありますが、その後、刺身を追加するときにも付いているのでイラッとします。気づいたことには、テーブルがつまだらけに…。意味があって盛り付けされていることはわかりますが、『おまけ』なので、喜んで食べようとは思わないですね」(50代・男性)
「味に関わらず、食べるのは『貧乏くさい』と思ってしまいます。他人が食べる分にはいいですが、自分が食べるのは少し抵抗がありますね。『あ、この人、つま食べるんだ』と思われると恥ずかしいです」(20代・男性)
たかが「つま」だが、されど「つま」。「おまけ」と思われがちだからこそ、そこに価値観が強く出るのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん)
対象:全国20~60代の男女1342名(有効回答数)