「おごりと思いきや割り勘」の経験者ってどんな層? 初デートで…
心の中で、おごりだと期待している人がいるのでご注意を…。
食事を一緒にしている人との関係によっては、「もしかしたら、ここはおごってもらえるかも?」と期待することもあるはず。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,328名に「おごりだと思ったら割り勘だったことがある」かの調査を実施。全体で36.3%の人は、心の中でがっかりした経験をしているのだ。
■20代の男女に大きな意識差
性年代別では、20代で興味深い結果である。男性は2割にも満たないのに対し、女性は4割を超えているのだ。
若い男性は、おごられる環境がほとんどないという。
「おごられるシチュエーションが、思いつかない。上司と飲みに行くことも、ほとんどないし」(20代・男性)
一方で若い女性は、なんだかんだとおごられる機会がよくあるようだ。
「年上の男性と飲みに行くと、少し期待する自分がいる」(20代・女性)
■上司に「割り勘なのに誘わないで」と思う男性
おごる立場と思われることが多い年代からは、こんな愚痴も。
「むしろ独身の若いやつらのほうが、自由になるお金があるでしょ。かっこつけて後輩や女の子におごったら、小遣いがなくなるよ」(30代・男性)
しかし若手からは、おごりではないならあまり飲みに誘わないで欲しいとの声もある。
「乗り気でなくても、上司に誘われたら断りにくい。それで割り勘だから、ちょっと腑に落ちない」(20代・男性)
■初デートがファミレスで割り勘
30代の女性は以前、上司から知り合いの男性を紹介された。まずはメールでやり取りをして、いざ初デート…というときに、事件が起きたのだ。
「家の近くに迎えに来てくれるというので、わかりやすく近所のファミレス前で待ちあわせすることに。その人は車から降りると、『行きましょう』とファミレスの中へ。
『ちょっと待って! 初デートがファミレスなの?』と、正直思ってしまった。しかも支払いは割り勘だし…」
「男性からおごられるのがあたりまえ」との考えはない彼女。しかしそのときは「さすがに初デートだし、ファミレスくらい払ってくれるだろう」と思ってしまったようだ。
「なんか『地元の友達との暇つぶし』に思えてきちゃって。そんな感じなので『私に興味はないんだな』と感じ、そこから連絡は途絶えがちに。
それなのに後日上司から、『あいつ、かなり気に入っているみたいだよ』と言われてびっくり! ちょっと価値観が違いすぎるので、お断りしたけど」
誰かと食事に行くときには、「自分の分は自分で払うもの」と考えておいたほうがよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,328名 (有効回答数)