山桜から見つけた「奇跡の酵母」 料理を邪魔せず心を癒し和ませる『弥彦酒造』の酒
弥彦山に生える山桜から奇跡的に見つかった天然酵母で醸す小仕込みの蔵元。
①『こしのはくせつ <極>』
普通酒こそ最高品質でなくてはいけないという蔵の理念を形にした逸品。長期低温完熟発酵で無濾過の瓶火入れ。ふんわりとした香りがありながらもスッキリとした後口。
酸を抑えた最強の食中酒として、これまでの普通酒の概念を変えるほどの品質。こだわったスペックの数量限定酒。
②『弥彦 愛国』
農業から醸造までオール弥彦産の純米吟醸。原料の「愛国」は減農薬・無科学肥料で栽培し、酵母は弥彦山に1本のみ自生する弥彦桜の樹皮から純粋分離培養した清酒酵母「東京農大弥彦桜5号」を使用。
ふくよかで芳醇な旨みと独特な酸味があり、飲み飽きない辛口タイプ。手造りの仕込みのため、年ごとの米の特徴がよくわかる。越後一宮、彌彦神社が鎮座する山麓で謹醸する銘酒「こしのはくせつ」の限定酒。
③『こしのはくせつ 純米吟醸』
地元、弥彦村で育てる山田錦を100%使用。精米歩合50%、無濾過、瓶燗火入れ。口に含むと涼やかな香りがあり、淡雪のように柔らか。丸みのある飲み心地の高品質酒だ。
淡麗かつやや辛口の仕上がりに。瓶燗火入れの後、瓶熟成でしっかりと管理するため、味のノリも抜群によい。
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(取材・文/Sirabee編集部)