とげとげしい発言に文化の違い…義実家への帰省が苦痛な理由3選

義実家へ行くのはやっぱり苦痛? 関係性に悩む女性は少なくないようで…

(Ryan McVay/iStock/Thinkstock)

年末年始、既婚者のなかには義実家に「里帰り」した人も多いだろう。身内ではあるのだが、やはり血の繋がりがない他人だけに、「苦痛」との声も。

良好な関係を構築している場合は、なにも感じないと思うのだが…。義父母の家に行くことについて、どのように感じている人が多いのだろうか。


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■義実家への帰省をどう思う?

しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の既婚者714名に、義実家への帰省――義父母の家に行くことについて、どう思うか調査を実施。

結果、「そうだ」と答えた人は22.1%。そして「どちらかと言えばそうだ」が23.1%で、苦痛に感じている人は45.2%。一方、「あまりそうは思わない」「そう思わない」の合計は54.8%。

意外にも、義実家へ行くのが「苦痛ではない」と考えている人のほうが多いのだ。


しかし、「苦痛だ」と感じている人を男女別に見ると明らかな違いが。

男性29.9%に対し、女性は57.3%が「苦痛」と回答。Wスコアに近い差がついており、性別で意識の差が顕著に表れた。

やはり「嫁 vs 舅姑」問題に苦労している女性は、多いのだろう。

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■苦痛に感じる瞬間3選

苦痛に感じる瞬間を、複数の女性に聞いてみた。

①姑のとげとげしい発言

「姑にとって、旦那はいつまでもかわいい存在。私は『自分から奪っていった敵』という意識があるようで…。なにかと、嫌味ったらしいことを言ってくる。


そんな発言を笑顔でやり過ごすのは苦痛で、ちっとも休んでいる気がしない」(20代・女性)


②疎外感

「向こうはみんな血のつながりがある家族で、自分は戸籍上の娘といっても、所詮は他人。舅・姑と義兄、そして旦那が仲良く会話していると、疎外感がある。内容もわかんなかったり。


私は人づきあいが苦手なので、入っていけない。そんな家族モードでぼっち状態になると、なんだか苦痛」(20代・女性)


③文化の違い

「私は東京の生まれで、旦那は京都府出身。言葉はもちろんですけど、料理の味つけも全然違うので、行くのが苦痛でしかない。


旦那が気を使って一人で帰ると言ってくれているので、最近はお言葉に甘えている。でも、『なんでけーへんねん!』と怒っていると思う」(30代・女性)


妻を連れて自分の実家に帰る男性は、少しでもを気を遣わなくて済むよう、配慮したほうがいいかも。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の既婚者714名(有効回答数)

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